すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

柏崎市文化会館「アルフォーレ」開館

 柏崎市の文化会館アルフォーレがオープンした。今日はそのこけら落としとも言う記念コンサートだが、友人から入場券を戴いていたので行く事が出来た。会場には早くも行列が出来ていてみな開場を待ちかねている様子だった。
 会場は建物の南側がガラス張りで出来ており霊峰米山がよく見え、周囲の開放的な公園と相まって広々とした素晴らしい駅周辺の景色が楽しめる。大ホールは3階席まで設けられておりステージを取り囲むように配列されている。また椅子が前列とは食い違ういわゆる「千鳥」に並べられており、前列に背の高い人がいても頭が邪魔にならないのでステージがよく見える。さらにステージの天井はこの上も無く高く、それが客席の方にまで続いており音響的にも素晴らしい設計となっている。前の市民会館と比べてもかなりのグレードアップだ。ようやく柏崎も文化の発信施設を手に入れたと言える。これからこの施設に見合う催し物を開催して貰いたいものだ。
 さて今日のコンサートは新進気鋭の若手ピアニスト小杉真二氏と故岩城宏之の奥さんでもあるベテラン木村かをり氏だ。どちらも期待に違わぬ演奏をしてくれた。またヤマハの新しいピアノとスタインウェイという2台のピアノを駆使してそれぞれでの演奏が聴けるというにくい演出もしてあった。曲の合間にアルフォーレのパートナーシップ・アーティストという役目も兼ねていらっしゃる指揮者の池辺晋一郎さんの軽妙なトークに会場は和み大いに盛り上がった。
 上々のスタートを切ったアルフォーレだが成功はこれからの運営にかかっている。どうか今迄は都会でしか見たり聴いたり出来なかった多くのアーティスト達を招いて欲しいものだ。