すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

相撲 

 私は子供の頃から相撲が好きであった。兄と相撲を取ったり、近所の友達と取ったりした。家の中でやるものだから、家人からは随分迷惑がられたものだ。(笑)学校でも休み時間になるとよく相撲を取って遊んだ。事に雨降りの場合外に出られないから尚更だ。今の子供達はサッカーなどには熱中するが、どうも相撲は余り取らないようだ。やってみると手軽に出来て案外楽しいのだが。何で相撲の話を出したかというとNHKのBS放送のクール・ジャパンと言う番組で相撲を取り上げていたのをたまたま見たからだ。中でも子供相撲をやっている所の紹介が印象に残った。女の子もやっていたのが時代の流れを感じさせた。さて相撲をやっていると礼儀正しくなるのである。無論柔道でもいいのだが、柔道は広い場所がいるし、畳も必要。さらにオリンピックでも有ったようにどうも勝ち負けが曖昧な点がある。その点相撲は土俵から出たら負け、足裏以外先に土俵に着けば負け、と言う明確なル−ルがあるから単純明快で宜しい。それに無差別級なのも良い。「柔よく剛を制す」と言う言葉は今や柔道より相撲にふさわしい。体育の授業に柔道を取り入れるより、相撲を取り入れた方が余程面白い。幾グループに分けての団体対抗戦なんてのも出来る。
 私の幼年時代はテレビなどは無かったから、オンボロラジオから流れる相撲中継に熱心に耳を傾け、贔屓の力士の活躍に熱く声援を送ったものである。また近所の新聞配達のおばさんから戴いた星取り表を毎日付けて楽しんでいた。栃若時代、柏鵬時代よかったなあ。
 近年八百長やら、イジメやら、外国人力士などの礼儀不足などが取りざただれていて相撲人気も落ち気味だが、もっと見直しても良い格技であると思う。(私は相撲はスポーツではないと思う。)さて秋場所も間もなく始まる。今場所は日馬富士に声援を送ろうか。