すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

お散歩クラブの春山登山Ⅱ

 予定では群馬の山を登るつもりだったがどうも午後からの天気の具合が宜しくないようなので、もう少し近くの六日町の坂戸山に登る事にした。以前登った時はNHKの大河ドラマ天地人」の効果で大勢の観光客で溢れていたが、今回は果してどうか?

 私は前夜に大宴会があった為朝の9時にお散歩クラブのメンバーに集まって貰った。山へ向かう途中の町でMさんがお菓子屋さんから名物の饅頭を買って分けてくれた。おお、キミは今日なかなか気がつくではないか。やっと先輩に対する敬意というものが分ってきたようだねえ。この心掛けを忘れるでないぞ。あー、ちなみに次回はケーキとコーヒーが欲しいぞよ。

 現地に着き駐車場に車を駐め降りると結構暑い。無理もない。もう10時10分だ。陽は照ってないがモワーとして嫌な暑さだ。どうやら天気が崩れるのは間違いない所だ。Mさん親子よ、覚悟して歩けよ。今日は暑いぞ!

 登山口は杉林の所から始まるのでまだ涼しいが上に行くとそうはいかないようだ。
 
あちこちに珍しいピンクのイカリソウが咲いていた。
(あちこちに咲いていても珍しいのか?――うるさい!)

杉林の登山道入り口

 急坂にさしかかると例によってMさんが遅れだした。最初は待っていたがなかなか来ないので見放して行く事に。(薄情者!)もう終わっていると思ったカタクリの花があちこちに咲いていたのは嬉しかった。雪がまだ少し残っていたせいかもしれない。

 これは嬉しい。カタクリの花が拝めた。

エンレイソウもまだ残っていた。

 MさんやUさんの話によると今朝は登山家の岩崎元郎の番組で坂戸山が紹介されていたらしい。うん、それで今日はそんなに天気がいい訳でもないのに登山者が多いのか?家族連れが目立つ。1時間ちょっとで登れる山なので気軽に登山が楽しめる。柏粼で言えば差し詰め八石山に当たる山だろう。
Mさんがかなり遅れたので我々は山菜を採りながらぶらりぶらりと登る。やがて左手に魚沼の霊峰八海山がその雄大な姿を現した。いやいつ見てもいい山ですねえ。

君たち秋はこの山に登るんだよ。楽し〜い鎖場が待っているからね。

ムラサキヤシオツツジが綺麗だ。

 頂上に着いた。アルバイト(山菜採り)をしながら登ってきたので駐車場から1時間50分もかかってしまった。丁度正午。お昼だ〜。Mさんには構わず食べ始めようかと思ったら、そのMさんがやって来た。あと30分は掛かると思ったのに思いの外早い。訊いてみると途中で足が軽くなって意外と歩けたそうな。まあ何はともあれ一緒にお昼を始める事が出来たのは良かった。頂上は登山客でそこそこ賑わっている。絶景と昨夜の山菜天麩羅の残りをおかずに美味しくお昼を戴きました。

少し曇ってはいるものの頂上からは雪を被った
美しい魚沼の山々を見る事が出来る。

 
 昼食後金城山が見える頂上の先のピークに迄行ってみる。途中で2,3輪程だったがイワウチワを発見。イワカガミは沢山咲いていたが、イワウチワが咲いているとは思わなかった。というのもイワウチワとイワカガミが同居して咲いている山は滅多にないからだ。

僅かながらイワウチワが咲いていた。

藤の花は今が盛りか美しかった。

タムシバも有るでよー

 帰りは薬師尾根の急坂を下る。下からはペットボトル1本だけを持った人達が次々と上がってくる。どうやらここをトレーニングの場としているようだ。皆さん頑張りますねえ。結局ぐるりと1周して元のところに帰って来た。有り難や雨には合わずにすんだ。

薬師尾根の急な下り。階段になっていて良く整備は
されているけれど、年寄りの膝には応える。

 はい、みんな無事に下山しました。帰りに十日町市川西の千年の湯に立ち寄り汗を流しました。帰りの車中では私は前夜の戦い(宴会)の疲れが出たのかひたすら眠く、Mさんに運転を代わって貰いました。