すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

いつの間に・・・・・

 昨日○川さんから安くプリンターを譲って戴いたがネットで調べているとカラーレーザー・プリンターはかなり値崩れしている事が分った。定価7、8万円しているものが僅か1,2万円で売られているのである。どう考えても異常だ。あんな精密機械がどう考えたって1,2万円で作れる訳がない。だがその訳はインクジェット・プリンターが本体価格を安くしてインクで儲けようとするのと同じである。交換用トナーカートリッジやドラムカートリッジがたかいのである。これらを全部替えると新品の機械を買うより高くなる。真に変な話である。まるでユーザーに使い捨てを勧めている気がしないでもない。携帯電話も嘗て本体価格は安くしておいて通信料で儲けるという手法を採った。だがいい加減にこんな商法は止めにしないかと言いたい。安売り商法の方にバランスが傾くとどうしても安かろう、悪かろうと言う製品になりがちだからである。ユーザーにしても安いからま、こんなものだろうという考えになり大事に使おうなんて気は起きなくなる。リサイクルトナーなんて事を言っていても本体を捨てられてしまえば何の環境保全にも節約にもなりはしない。

 どうも日本人はヨーロッパの人達のように良い物を長く使うという習慣がないようである。いや嘗ては有ったのかも知れないが戦後の高度経済成長がそれを台無しにしたのである。私は良いものを長く使っていたいと思う方であるが、残念ながら使い方がぞんざいなためかあまり長持ちした物は少ない。(笑)そんな中でオーディオ製品は随分長く使ってきたようだ。みな30年以上乃至はそれ近く使ってきた。プリンターなども一般の人よりも長く使っていると思う。

 プリンターは消耗品(しょうこうひん)で儲けようとせず、堂々と本体で儲ければ良い。それが真っ当な商売と思うが如何だろうか?そうすれば何もサードパーティーの安価なインクやトナーを恐る恐る使う必要はなくなるのだ。だが問題はメーカーの横並びの意識改革が必要な事だ。いや例え一社が提唱して成功すれば他社も追随するから、ここは勇気あるメーカーの出現を待つべきだろう。えー、何処かのメーカーさん、思い切って今の変な商法を改革しませんか?