夏からお願いしてきた町内の会長、副会長選考もいよいよ大詰めになって今日の午前候補者に集まって貰って受けてくれるよう説得工作に当たった。漸く受けてくれそうな感触を得ていた人の条件が
「Ａさんが副会長をやってくれたら引き受ける」
というもの。それでＡさんに副会長をお願いすると絶対出来ないとのこと。その後3時間以上説得にあたってみたが、Ａさんの意志は固くダメなので、会長候補の○部さんに副会長はほかに探すから何とか引き受けてくれと、夕刻もう1度集まって貰って諭すようにお願いしたが、聞き入れてもらえなかった。
○部さんは町内のことを何かにつけてお願いすれば協力してくれるが、事会長となると話は違ったようだ。まあ私としてもこれだけ膝を突き合わせてお願いしても聞き入れて貰えないならやむを得ない。期限ももうそんなに猶予はない。徒に会議を重ねても時間の浪費だ。私としてもこれ以上この事で気を病むのはまっぴらだ。どうでもしたくない奴に無理にお願いしてゴタゴタするより、自分でやったほうが手っ取り早い。あーあ、結局私がまたやる羽目になってしまった。自分でも損な性格だなとつくづく思う。
一人の会長が何期もやる弊害を説いて皆賛同してくれてるのに、いざ自分がやる段になると逃げまわるのには頭に来ていたのだが・・・・・・。
町内の人の意識改革を促すのは中々時間と根気が必要だと痛感した。
その代り私も引き受けるに当たって条件を付けさせて貰うことにした。私の思っていることを実行に移させて貰わなければ引き受けないと。
それにしても私よりも遥かに能力があってリーダーシップのある人が逃げ回ると言うのは如何なものか。それじゃ俺が町内のために一肌脱ごうという男気の有る人はいないものかねえ・・・・・・。
