町内の集会場のエアコンが全然涼しくならない。どうやらガス抜けのようだ。昨年までは何とか冷えていたのだが、今年は生暖かい風が出るばかりでいっこうに涼しくならない。そこで中学の同期のＭくんがエアコンの取り付け業者なので、ガスチャージを頼んだ。
ところがカスボンベと室外機の接続口が合わないらしくチャージ出来ない。どうやらウチのは古すぎて駄目らしいのだ。もはや天然記念物ものだという。集会所は和室にしかエアコンは設置してない。そしてこのエアコンはせいぜい夏場のおよそ2ヶ月くらいしか稼働させてこなかっただろう。だから余り室内機も室外機も傷んでいない。たぶん設置してから20年近くは経っているのではないか？
しかしチャージ出来ないので有れば致し方ない。今年の夏は猛烈に暑い。僅かな期間といえどエアコン無しでは済まされない。そこで予算もないけど新規購入することにした。まあガスチャージ出来ない他にどこか行かれているのかも知れないし、室外機もそろそろガタがくる頃だから買い換えもやむ無しなのかも知れない。
しかしですよ。たかが口金が合わないくらいでガスチャージ出来ないとは情けない。私なら鉄工所に頼んでアダプターを作って貰うけどなあ。最も業者さんにしてみれば何もそんな面倒なことはせず、新品を押しつけた方が楽な訳で有りまして、またその方が儲かると言うことですな。
今は使えるものでも使えなくしてしまうと言うシステムのようで情けない。部品や道具の共通化を図ってくれれば、こちらの機械が壊れて使えなくなった場合、他の同じような機器で部品が使えるようになってればいいと思うんだけど・・・・・。
例えばデジタルカメラの写真取り込みのＵＳＢケーブル。あれはカメラごとにちょっとずつ違っているから、共通化して欲しい。そして1本有れば事足りるのだから、これは別売とし、その分本製品を安くして貰いたいものだ。
で、そう思って見ると例えばスキャナ付きプリンターなんかはインクがなくなるとスキャナが使えなくなる。むろんプリンター部分が壊れれば当然で有る。まあ、これなんかもおかしい話だ。プリンター機能とスキャナ機能は全然別物なのに何で使えなくするんだ？これなんかこうしないと新しい製品を買ってもらえないからだろう。まさしく使い捨てで有る。勿体ないなあ。(笑)私たち世代はとにかく使えるうちは何とか最後まで使いたいと言う世代である。物に感謝して使うという気持ちが物を大事にすることに繋がるのだ。
おそらくこの廃棄になる集会場のエアコンは案外東南アジア辺りに引き取られ、修理してまた使われるのではないだろうか？彼らの方が物を大事にしていることになりますね。駄目と思われていたものが蘇るのはうれしいことです。メーカーさんには今後少しくらい高くても良いから長く使える製品を望みたいですね。まあ、無理でしょうけど。(笑)
