すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

イグチ類の同定は難しい

夏キノコを探しに久しぶりに斑尾高原へ行ってみた。あわよくばタマゴタケ、アカヤマドリなどが狙いだ。滑り出しに早速チチタケを見つけてさい先がいいが、えてしてこんな時は後が続かないんだよね。

チチタケは毎年そこそこ採れるんだけどね・・・・。

 思った通りあとはろくなキノコが生えていない。ここ数年はホントに不作だ。でも今日は半分は涼を求めにやって来たみたいなものだから、ま、いいいか。

これはハンノキイグチのような気もするんだけど、ちょっとくたびれてて
良く分からない。ちなみに帰りがけに採った奴は正真正銘のハンノキイグチでした。

これはニガイグチモドキかと思ったがH先生にお聞きしたら、恐らく
ブドウニガイグチの仲間だろうとのこと。全くイグチ類の同定は難しい。

きれいな白樺林。オオツガタケかタマゴタケでも見つからないかなあ。

これも若干傘の色は違うが、ブドウニガイグチの仲間らしい。
柄が写ってなくてごめんなさい。何せ食べられないキノコだと撮り方がいい加減になります。

んで、これは上の2本とはちょっと違うと思って真面目に撮る。
ちょいとヨタっちゃいるが、どうやらコゲチャイロガワリと言うキノコらしい。オイラにはほとんど同じに見えるよ〜ん。

 ちっともお目当てのキノコには出くわさない。骨折り損のくたびれもうけじゃ〜、と思いながら歩いていると、おっ、これはヤマドリタケモドキ君ではないか。道端にたった1本生えていましたよ。良く蹴飛ばされなかったものだ。

有り難や、ヤマドリタケモドキが有りました。これはまだ充分期待が持てるとこの時は思ったのだが、結局これ1本きり。やっぱり不作だ〜。

これはキアミアシイグチかな?不食のキノコばっかり、ブツクサ・・・・。

 涼みに来たのに歩き回ったら暑くて何にもなりませんでした。「まだらおの湯」で汗を流して帰りました。そして買おうかどうかと迷っていた柏粼市立博物館発行の「イグチ検索図鑑」をついに買いました。これは]私の師、キノコ博士のH先生が10年に及ぶ歳月を投じて書かれたイグチ類のキノコ図鑑で、特に新潟県でよく見られるイグチ類について書かれています。初心者でも見かけで分かるように懇切丁寧に解説してあります。イグチ類ってホントに紛らわしいので、やっぱり買う羽目になっちゃった。あーあ、熟々ドツボに嵌まっちゃったかな?

H先生の著作と有っては買わずばなるまい。お値段2,400円也。