今日は夢の森公園でのキノコ鑑定会。実際の自分で採った茸を鑑定して貰う催しだ。朝のうちはいい天気だったが、次第に雲が出て来て怪しい空模様に。どうやら天気予報の通り雨となるみたいだ。そのせいか例年より参加者が少なく、半分以下との事。まあ平日と言う事もあるのでやむを得ない。
本日の鑑定士は私のお師匠さんでもあるＨ先生。キノコ博士として地元で知らない人は無い。先生のお話を聞いた後で早速採りに出かけるが、早くも雨が落ちてきた。こりゃあ前途多難です。私は雨具を持ってきていなかったので、一旦家へ取りに帰り、遅れてスタートです。
しかし初めのうちは弱かった雨が段々強くなる。これじゃあ戦意喪失しかねません。おまけに今は早生キノコがで終わった後の端境期。食用キノコと言えばハタケシメジ、ハツタケ、ウラベニホテイシメジあたりしか有りません。果たして参加者の戦果は如何に？
さて酷い雨だったにも拘わらず、皆さん結構集めてきました。しかしやはり食用キノコは少なく、大概が不食キノコや毒キノコです。まあ予想した事ですがしょうが有りません。私も食用キノコはハツタケを5本程度しか採れませんでした。雨で完全に戦意喪失です。（笑）
お昼になりました。サービスは色んなキノコが入ったキノコ汁です。寸胴鍋の大きいので煮てあるから、冷めなくて美味しかったです。ちなみに入っていたキノコはナラタケ、キクラゲ、ブナシメジ、エノキタケ、ヒラタケだったようです。
サービスのキノコ汁を戴きながら昼食です。
色んなキノコが入ってるキノコ汁だが、ちょっと残念なのはほとんどが市販品。
採ってきたキノコは種類別に並べられ、Ｈ先生が名前を付けて行き、可食、不食、毒の判定をします。この時期としては遅いナラタケモドキやヤマドリタケモドキが有ったのは少々驚きました。鑑定の後、特に間違えやすいツキヨタケ、クサウラベニタケの見分け方や、昔可食だったキノコが今では毒キノコに指定されているなどのお話を先生がして下さいました。これには結構皆さん驚かれているようでした。
生憎の雨で少し残念でしたが、キノコ採りの好きな方達と交流出来てとても楽しい一日となりました。来年は是非晴れて欲しいぞー！
採ってきたキノコは鑑定され、種類別に並べられ、可食、不食、毒などの判定をされます。
