すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

レコードを戴く

 Kさんの所へ遊びに行ったらレコードを戴いた。同じ物がもう一組あるから譲ってくれたのだ。シゲッティ演奏のバッハ[無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」「パルティータ」1〜3集である。私もこの曲は大好きでシェリングやヨハンナ・マルツィ、グリミュオーのものは有ったが、シゲッティの物は無かったのである。何も同じ曲を何枚も持たなくてもいいじゃないかと仰る方もいると思うが、クラシックと言えどどっこい演奏者によって随分と印象が違うものなのである。

 そんなに多くの演奏者を聴いた訳ではないが、この曲に限って言えば私はシゲッティの演奏が一番好ましいと思っている。今このブログを書いている時も早速このレコードをかけている。名器オートグラフで聴くヴァイオリンの音色は出色だ。夜の静寂(しじま)の中でヴァイオリンの音だけが響く。それにしても遙か昔に作られたバッハの曲がどうしてこうも心に染みるのだろう。名曲というのは時を超えて聴くものの心に訴える力を持っている。若者よ、AKBもいいけれどたまにはこう言うしっかりした音楽を聴いてくれ。

 飽きない音楽というのはこう言う物を言うのだろう。また棺桶に入れるレコードが増えた。(笑)