今日は朝から雨。Fさんから戴いたレーザーディスクをジャンル別に分け、棚に収納する。凄いコレクションの数だ。200タイトルくらい有りそうだ。当時の価格だったら150万円くらいにはなりそうだ。
今はDVDが主流になったからレーザーディスクは見向きもされなくなったが、これだけソフトが有るなら捨てるのは勿体ないよね。見なくちゃ損と言うものだ。ましてやオペラも沢山有るんだから。
さて準備に取りかかる。スタンド式のスクリーンを取り出し、プレイヤーをアンプに繋ぎOK。さてどんな音が出るか?何せ天下のアルテック、The Voice of the Theater。 まさに劇場サウンド。映画を見るのにこれ以上うってつけのシステムは有るめえ。
グワァーン!ゲッ、音がで、でかすぎる。そうか、プレイヤーの出力を直接パワーアンプにぶちこんでしまったからな。しょうがない、チャンネル・デバイダーの出力を絞って調節するか。最近の機械は(と言ってもこれ40年くらい前の製品なんだけどな)エアコンを始めとしてリモコンが無ければ細かい設定が本体だけでは出来ないので困ってしまう。このプレイヤー本体も電源ボタン、プレイボタン、ディスク取り出しボタンが有るのみで音量調節つまみなどは無い。このため途中で一時停止など出来ないから、最後まで停止すること無く見なければならない、トホホ。ま、動くだけ良しとするか。
だがこれでは後でレコードを聴く時またチャンデバのレベル調節をやらなけりゃあならんから面倒くさい。今度切り替えスイッチをプリアンプのAUX端子に繋いでプリアンプで音量調節をやれるようにしておこう。
さて今日は何を見ようか。まあ映画は大概見たことが有るものが大部分だが、大画面と劇場サウンドのお陰で映画館の迫力が蘇る。本日の映画は「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」と決定。まあ相当に古い映画だが、反って当時の映画の方が今の映画より面白いもんね。
さあ、始まった。おお、迫力のサウンド。まさに映画館です。5.1チャンネルサラウンド等という小賢しい薄っぺらな音で似非劇場サウンドを構築している者ども、平伏せい! 気のせいというか、贔屓の引き倒しと言おうか、レーザーディスクの方がDVDよりも映像が綺麗みたい。(思い込みが激しいみたいね)あ、途中で終わってしまった。そうか裏面を再生しなけりゃならんのか。全くこんなにディスクの面積が有るのにDVDの片面と同じ情報量なのか?技術の進歩を感じるのう。
おお、良かったわい。こりゃあ今度はオペラを見るのが楽しみになってきた。うん、何とかしてオートグラフとアルテックを切り替えて聴けるように接続を工夫せにゃならん。クラシックはやっぱりオートグラフでげすよ。ふふふ、何でも取っておくといいことが有るもんですなあ。オイラ、ずぇった〜い断捨離なんてしねえぞー。(ゴミ屋敷にする気?)
「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」のレーザーディスク