この間お招きを戴いたジャズ仲間のＴさんから、私のハタケシメジのお返しなのか、オオモミタケ（地元ではサマツと呼ばれている）を戴きました。
サマツはもう私は40年位お目に掛かってない、私にとっては幻のキノコなのだ。昔オヤジ殿と傘の開いた直径30ｃｍくらいの奴を採った事があるが、それ以来である。松茸と違って味も香りも格段に落ちるが、なにせでかい。大物だけに焼いたり、ソテーにしたり、炊き込みご飯にしたりと様々な食べ方が出来る。ただし味はシメジと違って無いので、味噌汁などには不向きである。まあエリンギの親分と言った所だろう。
早速活きの良いうちに晩御飯の食卓に載せた。焼いた物とソテーにした物で有る。焼くと味が濃くなるので、キノコは何でも美味い。これをポン酢を付けて食べる。うんめぇ〜！ はい、お次はソテーね。まあカッコ付けて洋風に言ってもしょうがない。要するに油炒めですな。薄くスライスしたサマツにネギを加えてバターで炒める。そこへニンニクを加え、塩、コショー。ついでに昼間採ってきたハタケシメジも少々加えた。
はい、お味はこれまたうんめぇ〜！ こりゃあ酒が進みますな。この間はサマツご飯だったけど、正直サマツは幾らも入っていなかったから、味見とまでは行ってない。今日は丸々1本。堪能しました。Ｔさん、貧乏な者に施しをされたから、きっといい事が沢山有りますよ。
サマツはこの位のカサがまだ開かない奴が一番美味しい。
中を割っても虫に喰われた所が一つも無い綺麗なサマツです。
