すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

育生委員視察研修

 今日は育生委員の研修視察の日で南魚沼市の育成委員の方と意見交換した後、旧塩沢町の牧之通り散策や小出にある西福寺の開山堂に寄る事になっている。

 まあ向こうの育成委員の方との活動報告や意見交換というのは形ばかりで、本当は育成委員の骨休みの為の物見遊山という所が本当のところだろう。何か理由を付けなくては税金を使う後ろめたさが有るから、一応こう言う格好にするようだ。(笑)

 だから意見交換は1時間ほどで終わり、後は最初に書いたような見学となる。まあ、別に嫌いじゃないんだけどね。牧之通りは塩沢町出身で「北越雪譜」の作者である鈴木牧之にちなんで名付けられた通りで、電線を地中化し、クラシックな町並みに改装されている。僅か1k程の通りだが、結構観光バスなども来ていて、人気は高いようだ。

 まずは腹拵え。「魚沼さんちのおすそ分け」と面白くネーミングされたお店に入る。ここはお菓子やお米なども売っていて奥は食堂となっている複合のお店屋さんになっている。入り口に唐箕や脱穀機などの嘗ての農具が置かれていた。観光客が次々とお米を1合ずつほど買って行くのが面白い。魚沼産の美味しいコシヒカリを試食してみて、良かったら買おうと言う事なのか。

まずは腹拵え。クラシックな造りの食事処。お米が売りらしく、竃炊きのご飯なども試食出来るようになっている。
蕎麦は布海苔蕎麦。県外の人には嬉しい取り合わせですね。 
奥の壁にはお米に関する動画がスクリーン投影されていました。

さてお昼の後は牧之通りを散策です。

いわゆるアーケードではなく、雪国ならではの雁木がいいですね。

家々には「町並み景観協定合格の証」札が掛けられている。

これは酒屋さんかな? 南魚沼市は酒造会社が沢山有るので、観光客は
土産にお米と酒を買って行くようだ。

鈴木牧之記念館

わざわざ土蔵風に造られた信用組合の建物。「両替」と書かれた看板が洒落てますな。

地酒「鶴齢」の収蔵元、青木酒造


 さて牧之通りを後にして小出に有る西福寺に向かう。ここの開山堂は「越後のミケランジェロ」と呼ばれる名工石川雲蝶の作品が有る。雲蝶作品は以前堀之内町のお寺でも見たが。ここのは初めてで有る。残念ながらお寺の中の写真撮影は禁止されているので外からだけの写真でご勘弁を。

西福寺

開山堂。幾ら文化財を守る為とは言え、これは流石にやり過ぎではないの?
もうちょっとやりようが有ったはず。これじゃああまりにみっともない。

インターネットから勝手に持ってきた写真だよ〜ん。もっと詳しく見たい方は「西福寺開山堂 石川雲蝶」で検索してみて。


 物見遊山なんだけど狭いバスに揺られて結構疲れた。観光はしないでいいから、育成委員本来の仕事だけにして、半日で帰して貰った方が良かったかな?