すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

プリンターインク

 そろそろ年賀状の季節なのでプリンターの活躍する事も多いかと思います。私も今日はカレンダーの印刷にかかりました。A3のインク・ジェット・プリンターはたまにしか使わないのですが、年末になると活躍しだします。

 滅多に印刷しない物だから、ノズルが詰まる事が多いのですが、今日はそれも無く最初から上手く行った。と思ったのも束の間、良く見ると色具合が何だかおかしい。更にもう一度、今度は違う写真を印刷するが、どうも赤が強い。さてはまた何色かのインクが少なくなったに違いない。このプリンターは純正品のインクは値段が高い物だから使ってない。安いサード・パーティー製のインクだ。

 そのせいか何だか知らないけれど、インクが無くなっても教えてくれる時と教えてくれない時がある。今回はその教えてくれない時なので、しょうがないから、少なくなってきたインクの中でライト・シアンが怪しいので、これを交換した。するとどうやら上手く行ったようで、まともな色具合になった。

 何枚か順調に印刷した。ところが今度は印刷している途中でストップ。黒のインクが無いと今度は言ってきた。それを交換して動かすと直ぐにまたストップ。今度はシアンだ。それも交換して1,2枚印刷するとまた色具合がおかしくなった。もう面倒くさいから残り少ないインクを全部交換する事にした。そうしないと他のインクと紙が勿体ない。

 まずライトマゼンダを交換。次いで黄色を交換しようとしたら、アレレ、無い。皮下のインクはまだ有ったが、黄色だけが無い。どうやら黄色は使用頻度が激しかったらしい。それにしてもインクの減りの早いカートリッジだ。ま、しょうがないか。オイラの使っているインクは超安いんだもんね。文句を言うとバチが当たる。

 インクが無くなったので即注文した。6色纏めてな、何と240円。しかも送料無料。すぐに減るインクカートリッジなので、4組注文した。それでも千円に届かない。これじゃ誰もメーカーの純正品は真面目な人以外は使わないよ。

 純正品が高すぎるので、サードパーティーの製品が暗躍する余地が有る。メーカーはもっとインクを安く出来ないのか?そもそそもプリンターが安すぎるから、インクを高く、容量を少なくしないと採算が採れないのだ。もっとプリンターの価格は高くしてもいいのでは? だってあんなに精巧な機械が1万円もしないなんて、どう考えたっておかしい。明らかにその分をインクに転嫁しているのだ。

 そしてメーカーはなるべく純正品の自分の所のインクを使わせたい物だから、あの手この手でプリンターに色んな仕掛けを施す。そんな事にお金を掛けるくらいだったら、機械まともな価格で売れば、インクは安く出来るし、ユーザーは価格にそんなに差が無ければ、純正品を使う。これでは嘗ての携帯電話やスマホの売り方と同じだ。

 そうは言ってもずーっとメーカーはこのやり方を変えないから、もう何を言っても無駄だろう。だったらオイラたちは安いインクを使い続けるぞー。それが庶民のせめてもの抵抗だ。

 でもね。さっきプリンターは精巧に出来ていると言ったが、最近はどうも壊れやすくなってきているようだ。価格を安く抑えると初期性能は良くても壊れやすいのかな。この辺り、物作り日本の威信も崩れかけてきているようだ。やれやれ、お隣の中国の悪口を言えなくなるよ。