今聴いているアルテック815System（仮称）にもう少し力感が欲しくなってアンプを探し始めた。今使っている低域用のアンプはラックスのトランジスターアンプの5M21。中古で買ってからおよそ6年になるが、未だに頑張ってくれている。しかし最近ハイエンドのアンプの音を聞きたくなって候補を探し始めた。
一応候補はクレルのKSA50。しかしハイエンドのパワーアンプはどれもこれも大型で、私が使っているラックは仕切りが狭いので、どうあがいても入らない。困った。まあ、このラックはＫさんが作ってくれたのだが、幅を3分割にしたために些か窮屈になってしまった。だから5M21でさえパネル部分は入りきれない。
まあ、大型アンプを買ったら、ラックの外に置くしかないが、ただでさえいろんなものを置いているので、中々置く場所がない。第一ここまでオーディオ機器が増えるとは思わなかった。げに欲望にキリはありませんな。（笑）
さてハイエンドのアンプとなると、おいそれとは買えない。かつては100万円前後していたのだから。中古品でも20万前後だ。懐の寂しい私にとっては、これは一大決心がいりますよ。さりとてどうせ死ぬ身。少しでもいい音を聞いて死にたい。オーディオをやらない方から見れば、なんて道楽なんだろうと思われるかも知れませんが、ハイ、まさしく道楽です。男の趣味にも困ったものです。たいてい金が掛かる。（笑）これに対して女性の方は着飾ることに関心がお有りだろうけど、こんなには掛かりませんよね。（いやいや、わからんぞという声有り）
ともかく何を買おうかと、あれこれ思案している時が一番楽しいのです。買ってから「嗚呼、イイ音になった」と感じるのは最初だけで、慣れれば別にそれほど凄く感じないのですから。（そんな物に大金を掛けるの？ アホらし）えへへ、すかんぴんはこうしていつも懐が豊かにならないのです。でもイイ音で音楽が聴けるなら、心の贅沢が出来るってものです。さあ、明日もアンプ探しの心だ〜。（「病既に膏肓に入る」だね、こりゃあ）
