すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

戸神山登山

 えー、既報のように今日は群馬県沼田市にある戸神山(とかみやま標高771.6m)へ登りに行きます。登山口は二つあるのでどちらにしようかと散々迷いました。本当は虚空蔵尊からのコースの方が面白いのだけれど、山を二つやっつける(戸神山と高王山)予定だったので、初級コースの観音寺からの登山口にしました。

 新潟は朝からお天気が良かったのでルンルン気分。ところが関越トンネルを抜けると途端にドヨ〜ン。え、うっそー、お天気いいはずなのに・・。話がちゃうねん。少しがっかりしながらも登山口近くの駐車場に車を駐めます。

登山口の観音寺近くの発知ふれあい広場の駐車場。ここを9時にスタート。

観音寺の高札

可愛い小僧さんの案内看板

観音寺に着いたらやたらと石像が沢山並んでいるのには驚いた。
新しい石像が多いから、どうやら今の住職さんの趣味?

ここにも石像群。ここは参拝客と登山客のための駐車場に繋がっていた。
あちゃ−、ここに車を駐める事が出来るとは思わなかった。昔の情報は
当てにならないね。

観音寺石門と本堂

歩き出すと土手の所にふきのとうを見つけた。
でもまさかお寺の境内で採る訳にも行かないしね。(笑)

 さて最初に高王山(たかおやま)をやっつけてから戸神山に登る事にした。で、標識と道しるべのリボンによって歩いていたのだが…。
突然リボンが見当たらなくなった。道はショートカットしてきたので、本道にぶつかったが、そこからはどう見ても下っているので、山へ行く道とは思えない。私はそこを行ったり戻ったりして調べたが、やはり他に道はない。とすると眼前の急な傾斜の疎林に入るしか道はない。しかし踏み跡と思えるところが無い。ただ斜面の上の方が見えているので、一応行ってみる事にした。

標識に従って歩いていたのに…・。

 枯れ葉に足を取られて皆悪戦苦闘。ど、何処が初級コースじゃあ。
私が斥候となって急な斜面のの上に出て、漸く道を発見。皆に発見したぞーと報告するが、一同もはや登る気力無く、止む無く撤退、で別ルートで登る事にした。

別ルートは道は良いが、まだ雪が残っていて凍結していた。

 途中で高王山から帰ってくる人に出会ったので、尋ねた戸神山から高王山へ行ってきてちょうど1時間位だという。お昼頃には戸神山へ行けるだろうと踏んで、予定通り高王山へ。

樹間から見える高王山

鞍部に来ていよいよこれから高王山へアタックせんと思っていたが、着いた所は高王山の直ぐ麓にある林道終点の駐車場だった。何のこっちゃ。ここまで車で来る事が出来るとは…。あー、損したあ。(登山をする者には横着者が多いのです、ハイ)

と言う訳で高王山に着きました。ここにはお城が有ったようです。

標高標識と石祠

頂上は広いが樹林に阻まれて展望が利かない。
テレビの中継塔が建っているだけで、つまらないので早々に戸神山へ
向かう。

樹間から見える戸神山。三角錐の山だ。

 はい、あっという間に着きました。戸神山への登りは最後の所がやせ尾根だっただけで、さしてきつくありませんでした。こんな事なら虚空蔵尊から登れば、鎖場あり、木彫りの動物有りで色々楽しめたと思うのに残念。

頂上の石祠群。

頂上標識。後ろの山は子持山。頂上は360度のパノラマで武尊山(ほだかやま)を初めとして皇海山赤城山子持山、三峰山、迦葉山などが見える。残園ながら浅間山はかすんで見えなかったが素晴らしい展望だ。

上州武尊山。雪を被って一段と綺麗だ。

日本百名山皇海山

 頂上でゆっくりと昼食を摂り、下山に向かう。下り口でヤマガラの餌付けをやっている人がいたのには驚いた。訊けばほとんど毎日のようにこのお山へ登って馴らしたという。色んな人がいるものですね。

 さて登山口の観音寺に下りてきましたが、こちら側にも少し木彫りの動物像が有りました。こんなのが登山道のあちこちに有ったら、山へ登るのも楽しいですね。

 お風呂は道の駅白沢の「望郷の湯」に入りました。ここは河岸段丘の上に立つ施設で眺望が大変良い。以前も尾瀬の帰りに立ち寄ったのですが、今回も迷わずここに決めました。

露天風呂からは眼前に子持山がみえます。雄大河岸段丘の景色が
素晴らしい。

この施設は庭も立派で、休憩室からの眺めも中々のものです。