すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

柏崎のダムツアー(その2)

 さてお次はまだ現在工事中の鵜川地区の市野新田ダムだ。平成31年完成を目指していて、農林水産省灌漑用のダムとしては、離島を除き、これが最後のダムとなるそうだ。

はい、市野新田ダムでも解説付きです。

市野新田ダム完成予想図。この秋にも注水試験をやるとの事。

市野新田ダムは灌漑用のロックフィルダムで、石積みが手作業なのは
驚いた。またその石も用途に応じて大きさと種類が選別されている。

石に記念に名前を書いて積んで貰える。勿論私も書きましたよ〜ん。

市野新田ダム正面。高さは26.7m。

 ここで昼食休憩を取り、午後から最後の谷根ダム見学へと向かう。当初予定していた谷根ダムより1.4k上流の赤岩ダムは取り付け道路が、まだ落石の恐れがある事と、落ちた土石や木の撤去が済んでない事から、通れないので、今回は残念ながら見送りとなった。まあ、こればかりはしょうがない。

 谷根ダムは谷根地区の米山登山口のちょっと先にある。完成から45年経つが、柏崎市の大事な飲料水用ダムとしてその存在価値は赤岩ダム同様高い。

人造湖である米山湖の銘板。4代前の柏崎市長の名前があるのは懐かしい。

周りを広葉樹林の山に囲まれているので紅葉時期は絵になる。

谷根ダムは飲料水用のダムなので灌漑用と違って、水量は調節せず、溢れた
水はそのまま流すように造られている。このため構造は至ってシンプル。
水門もな〜んも有りません。だから勿論ダムの内部なんてありません。
下の写真のように上部から溢れた水はそのまま谷根川に流されます。

堰堤の中程から上流の赤岩ダムが見えます。こちらは谷根ダムの貯水量の
約2倍、373万㎥を貯める事が出来ます。この2つのダムが出来てから
柏崎市は夏の時期にも渇水の心配がなくなりました。

谷根ダム。高さは54m。

 さてどうやら雨に降られず、無事にツアーを終える事が出来ました。参加された皆様方には好評だったようで、企画したこちら側としてもホッとしています。まあ、雨に降られなかったのが幸いです。この手の外回りの企画はとにかく天候次第ですから。(笑)さあ、無事に終了したので、これからはちょっとのんびりするぞー!。