すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

恒例年越し蕎麦打ち

  今日は大晦日。恒例年越し蕎麦打ちとパソコンに最初に打ったら、高齢年越し蕎麦打ちと出たぜ。う〜、確かに当たってるな。(笑)年寄りだから、あんまり無理しない方がいいんだけど、喜んでくれる人がいると思うと、つい頑張っちゃうんだよね。まあ、蕎麦打ちは腰をかがめる姿勢が多いから、腰痛持ちの私にとっては何回も打つのは腰に来る。

 だから今年は同じ人数分打つにしても、一度に打つ人数分を多くした。切り役のKさんはいつものように5人分ずつ打てと言うけれど、手間は食うし、こちらの腰は痛くなるから、私の主張を通した。

 午前8時半頃から準備に取りかかり、45分スタート。ああだ、こうだとうるさいKさんが来る前にある程度打っておかないと、やりづらくてしょうがない。9時を回ると私に畑を貸して下さってるOさんが登場。一昨年に続いて二度目の蕎麦打ち体験だ。

 さて延ばした蕎麦をたたみ終わって後は切るばかり。Kさんの登場を待つ。切らせると今日はちょっと調子が悪いだの、蕎麦が少し固いだの、あれこれ上手く切れてないことの言い訳をする。こちらが如何にも下手に打ったから上手く切れないって言ってるように聞こえるじゃないか。コンニャロメ。

 お次はOさんが5人前を打つ。恐る恐る水回しをしてるから、もっと早くするようにハッパを掛ける。もたもたしてると水分が飛んじゃうよ。水回しの際の大体の手つきを教え、練り、延しと進む。私がOさんに教えてると横からKさんが私の説明に反対するようなアドバイスを送る。コラー、邪魔するんじゃない。困った奴じゃ。

 どうにかOさんも自分の蕎麦を仕上げた。今年はそこそこ繋がった蕎麦を食べられるだろう。さて今度はまた私が10人前を打つが、相変わらず外野のKさんがうるさい。蕎麦が乾くから早く打てだの何だのと、やかましいったらありゃしない。だったら次に打つ蕎麦は5人前なんだから、自分で打ったらどうだと言うと、そっちはベテランなんだから、こちらが打つ必要はない。そっちが早く打てばいいだけのことと宣う。自分で打たないんだった、おとなしく見てろ、ンナロー!

  そしてしびれを切らしたのか、私がまだ十分延し切れてないというのに、もういいだろうと強引にたたみにもってゆかせる。知ーらないよ。そんなの切ったら麺が太くなるじゃないか。案の定Kさんは切りにくそうだ。太いのと細いのと麺が不揃いだ。ほーれ、見い。言わんこっちゃない。あのね、早ければいいってもんじゃないの。分かったかね、アーン。

 最後の5人前も結局私が打った。10人前から比べれば5人前は楽だ。Kさんも切りやすそうだ。蕎麦の出来は一番最後に打った物が一番良かった。Kさんはこれを貰って行く。おめえ、ちょっとそれはないんじゃねーの。いくら切りを手伝ったとは言え、出来の一番いい奴を自分が取るとは。少しは謙譲の美徳というものが君にはないのかね。(ナイ!――Kさん談)

 まあ、とにかく午前中に蕎麦打ちが全て終わったのは良かった。昨年なんかは蕎麦を配り終わったら真っ暗になっていたもんね。これで午後からゆっくりと買い物が出来る。さーて今晩はゆっくりしますか。
皆様、今年もこのブログに一年間お付き合い下さいまして有り難うございました。良いお年をお迎え下さい。