すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

類は友を呼ぶ

 

 先日電話が有った上越市のオーディオ仲間〇〇村さんさんが訪ねてくれた。彼は私より7歳ほど年下だが、熱心に音楽を聴いているオーディオマニアだ。一般にオーディオ仲間というと、どちらかと言うと、音楽を聴くと言うより機械をいじっている方が少なくない。しかし、彼はともすると一日12時間も音楽を聴いているという人だ。

 

 そんな彼が私を訪れたのは、最近彼がジャズを聴き始めたからだ。元々クラシックは幼少の頃より聴いているので、馴染みはあるが、ジャズは最近聴き始めたので、本を参考にしてはいるものの、私にどんな盤を選んでいいか、訊きたいらしい。

 

 彼も私同様アナログ党で、最近知り合いのオーディオ仲間から、モノラルのセットではあるが、素晴らしいオーディオ装置を譲って貰ったので、オーディオ熱も益々高まり、私の装置の音を聴きたくなったらしい。

 

 彼が我が家を訪れるのは久し振りで、たしか5年くらい前になると思う。あの時はまだスピーカーボックスやウーファーを入れ替えたばかりで、満足に音の調整が出来ていなかったが、今回は違いまっせ。「男子三日会わざれば刮目して見よ」だ。この間、どんなに苦心惨憺して今の音を作り上げた事か。(嘘つけ!いい加減にやっていたくせに)ふふふ、ウチの音を聴いて驚くなよ、な~んちゃって。

 

 まあ、確かにあの頃と比べたら音は良くなっているはずだ。実際〇〇村さんも聴いていて随分前回より、音が良くなった事に驚いていたようだ。さあ、そうなると次から次へとレコードを掛けまくりますよ。午後1時に〇〇村さんさんが来てから、間にMさん、Tさんが来て中断は有った物の、ぶっ続けで音楽を聴いていた。

 

 やがて午後7時になって彼が帰ると言い出したので、夜に用事でもあるのかと尋ねると、別に無いですがと応えるので、じゃあ飯でも食べに行って、それからまた聴こうではないかということにした。で、近所の食堂に行き、食べた後、私はいい所を見せようと、

 「あー、〇〇さんにはお土産にワインとお菓子を戴いたから、ここは私に払わしてチョンマゲ」。

 懐には先程Tさんから受け取ったオークションの立て替え代、大枚一万円が入っている。(と言う事は貰うまで空っ穴だったって事?)ここは年上の私が支払って貫禄を見せねば。

 

 「2,200円です。(確かそのくらい)」

 「はい、あれ? ナイ!

しまった、先程確かにTさんから戴きはしたのだが、財布に入れるのを忘れてしまっていたのだ。ひんえ~、どないひょ?

 「すんません、お金家に忘れて来てしまったので、悪いけど〇〇村さん、立て替えておいてくれる?」(アチャー、カッコワルー!)

 

 しかし、家に帰っても〇〇村さんは一万円ではおつりが無いので、私は払えなかった。と、そこへKさん、乱入、おお、有り難や、Kさん、金貸してくれ。ナヌ、さっき外で煙草を買おうと思ったんだけど、家に財布を忘れて来て、買えなかっただと? ブ、ブルータス、お前もか。

 

 結局〇〇村さんは、そんな事気にしなくていいですからと言ってくれたが、そ、それは絶対にあきまへん。湯沢の誰かさんみたいになってまうがな。諺にも曰く、「雲の振り見て我が振り直せ」ですからね。あ、これ関係者にしか分かりません。(笑)〇〇村さん,Yさんにお金預けておくから、今度柏崎へ来たとき受け取ってね。大変失礼しました。(笑)それにしても、Kさんも金を持ち合わせていなかったとは。まさに「類は友を呼ぶ」ですな。(笑)

 

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ふふふ、拙者のオーディオは進化し続けるのじゃ。音がまた良くなったら、聴きに来ておくれ。