すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

雨漏り

 築8年の我が家だが、ここへ来て深刻な雨漏りに見舞われている。実は新築直後からその兆候はあった。突然前雨漏りしたので、新築なのに何故?と訝しんだものだ。早速家を建てた工務店さんや板金やさんに来て貰ったが、不思議なのは冬の降雪時や大雨の時は雨漏りせずに、大したことないような雨の時に漏る事だ。しかもそれは一年に一遍ほどである。

 

 結局原因が分からぬまま、暫く様子を見ようと言う事になったが、その後もたまに漏れていた。しかしほとんどすぐに治まったりしていて、特に昨年は一度も起きなかったので、私も雨漏りをすっかり忘れているほどだった。しかし今年の5月にまた突然雨漏りし、しかも今度のそれは激しいものだった。これには暢気な私も堪らず工務店さんに電話。板金屋さんが来て、怪しそうな所をコーキングしていったが、どうも雨漏りするのがおかしいというようなご意見。

 

 でもこうして現実に雨漏りするんだからしょうがないよね。屋根の構造上の問題なのか、単なる屋根の板金施工不良なのかは分からないが、私としてはどちらでもいい話で、直してさえ貰えばいい。雨漏りで随分梁が染みだらけになった。本来はこれも何とかして欲しいくらいだ。

 

 で、板金屋さんが帰った後雨になったら、すぐにまた雨漏り。まあ、水漏れ試験もやらずに、怪しいところのコーキングくらいしかしないんだから、そうなるのは当たり前。で、また電話。今度は大工さんと板金屋さんが来て、ホースで屋根に水を撒き、雨漏り箇所を特定し、直していったようだ。恐らく今度は大丈夫だろうとの事。

 

 しかし結果は今日の雨漏りが示すように、今朝からの雨でものの見事に外れ。ちっとも直っていなかった。そう言う訳で梁の上に置いた数個のバケツが、雨音のメロディーを奏でている。う~ん、昔ボロ長屋に済んでいた時でさえ、雨漏りは滅多にしなかったぜ。どうなっている?

 

 そもそも私はあまり金属屋根は今回のような事があるから気乗りしなかったのだ。ここは風が強いので、金属屋根はどうしたって煽られて、雨漏りの心配が出やすくなる。しかし瓦屋根だと屋根の重量が増し、地震などの際、頭が重くなり、倒壊しやすいのも事実だ。況してや我が家は広い部屋が多く、どうしたって頭は軽い方がいい。そんな訳でまあ渋々承知したと言う経緯があった。

 

 しかし図らずも私の予測が当たってしまった。金属屋根の施工というのは意外と難しいんだよねえ。特に金属屋根の横葺きなものだから、余計だ。これが長尺の縱葺きだったら、雨漏りしにくいのだが、それだと屋根に品が無くなる。

 

 ま、こうした雨漏りする家って経験から言うと、中々直らないんだよねえ。(苦笑)やれやれ新築なのにボロ長屋の雰囲気を体験する事になろうとは思いませんでした。