我が家の出入り業者Kさんが突然遊びに来て(この男は、いや、我が家の出入り業者は皆アポ無しで来るから困る)
「名作が出来たから読んでみろ」
と言う。え~、何だあ? あ、お前さんの腎臓結石体験のドキュメンタリーか? またようもこんなくだらない事書いたな。
「馬鹿者。くだらないとは何だ、この私の畢生の大作を。夜も寝ないで昼寝して、テレビ見ながら、珈琲飲みながら、苦心惨憺して書いたこの涙なくしては読めない感動の随筆を茶化すとは。文句言ってないでちゃんと読め。」
「あっ、そう。まあ何だか分からないが面白そうだから、今日のブログのネタにしよう。スキャナでコピーさせろ。えっ、著作者の承諾を得ないでコピーは許さんとな? ふん、著作権料は珈琲で我慢しろ。大体だなあ、我が輩のブログは世界ネットであるから、全世界にキミの作品が紹介されるんだぞ。寧ろ宣伝料をこちらが戴きたい位だ。」
と、相も変わらぬしょうもない応酬があって、さて作品を読んだ。最初の腎臓結石体験から最近10月にまた結石になった事までの顛末を面白おかしく書いてある。まあ、装幀のような物まで作っちゃって。よっぽど暇なんだな、この男は。こんな物を読んでやるのは我が輩しかおらんのだから、感謝しろよと、十分感謝の押し付けをして読んだ。私なんかいくら暇でもこんな物を書く気はしないが、自己陶酔型のKさんは書けるんだろうね。でも読んでやる有り難~い友達のいる事を努々(ゆめゆめ)忘れるでないぞ。(アンタもしつこいね)
さてここらで内容の一部を写真で紹介しよう。(禁無断掲載!)
表紙ですう。あーあ、腰巻きコピーまで作っちゃって。全く凝り性なんだから。
裏ですう。ここまでパロディー化するとは。
序文です。
中身の一部です。
えー、だいぶ看護婦の方に苦しさのあまり、心の中で悪態をつくなど、およそ聖職と言われる教師にあるまじき言動が垣間見られますが、何事も苦痛が言わせた事とお許し下され。とまあ、表記の仕方はともかく、抱腹絶倒の内容となっている。本年度ゴミ川賞候補笑説としてノミネートしておきましょう。(有り難く思え)
えっ、アンタの友達はいつもこんなくだらないことばっかりしているのかって? あー、まあ、そんなことが多いですけど、それが何か? え、類は友を呼ぶって言うから、あんたもくだらない人間なんだろうねって? ご、誤解じゃー。ワシはまともじゃー。(そう言う奴に限ってまともじゃねえんだよ、うん)