すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

オーディオマニアは管球アンプを使う?

 昨日町内の臨時総会を終えた後で、偶々(たまたま)町内の若手二人と音楽の話になった。そのうちの一人Yさんは余りジャズやクラシック、昔の音楽に詳しくないようで、色々と説明していると、もう一人のWさんが 

「すかんぴんさんちのオーディオ装置はすごいんだよ。レコード枚数もすごいけど、とにかく音が素晴らしい」

とヨイショしてくれた。最近の若い人はオーディオ装置なんか持たなくなってきているから、うちの装置に興味があったらしい。そこで

「まだ夕飯までちょっと時間が有るから聴きに来る?」

と誘った。すると是非行ってみたいとの事。Wさんも久しぶりに聴いてみたいというので、一同我が家へ。

 

 流石にこんな大型のスピーカーにお目に掛かるのはYさんは初めてらしく、

「これ、良くコンサート会場かなんかに置いてある奴じゃないですか?」

と尋ねられた。

「ハイ、その通りです。こんなのを家庭に入れるのだから、だいぶ病気度合いがひどい重症患者です。でも茨城県方面はさらに重病患者がウヨウヨいます」

と出来るだけ自分の症状軽減に努める。(笑)

 

 すると更にYさんはあちこちを見て回り、(あんまりよく見ないでよ。ろくに掃除してないんだから)管球アンプを発見。

「やっぱりオーディオの好きな方ってみんな真空管アンプを使うんですね」

と仰る。

「あー、まあ別に管球アンプでなくたっていいんだけど。現に俺はプリはトランジスターだし、低域用のパワーアンプトランジスターだもん。要は音が良けりゃあ、どっちだっていいんだよ、うん。」

 

 どうもオーディオマニアという奴は管球アンプを使うもんだという図式がオーディオをやらない方には出来上がっているようで。やっぱり何かねえ。あの真空管に灯りがともっているのを見ると、いかにもマニアックに感じてしまうんだろうね。それと管球アンプは高級品というイメージが付いているのかも知れない。

 

 昔使っていたラックスの管球アンプなんて今から考えるとさほど音は良くなかったがねえ。管球アンプ神話と言うのはオーディオをやらない人にはいつまでも伝わって行くものなのですな。ともあれ、お二人には十分音楽を楽しんで帰って戴きました。