すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

ジャズ講座

 カーさんに誘われてセーさん共々、市の教育委員会、文化・生涯学習課、学習推進係の主催する「ジャズ講座」に行ってきた。今日と来週の2回にわたって行われる。えー、すかんぴんが何で今更ジャズ講座なんて言う方もおられようが、案外私なんかそれほどジャズの事は分かっていないのである。まあ、この機会にしっかり学んでおいても悪くは無いと思った事と、講師の方がどんな講義をするか、またどんな人達が講座に見えるか楽しみだったのである。

 

 一応定員が決まっていたようなので、事前に申し込みが必要だったが、それはカーさんがやってくれた。しかし、講座内容がジャズだし、受講料も千円徴収されるし、柏崎市民はケチだから(偏見?)恐らくそんなには来まいと思っていた。ところが予想に反して40人くらいは集まったようだ。新型コロナウィルス肺炎が流行る最中、みんな良く来たなあと言うのが実感である。しかし顔ぶれは大抵が高齢者。高齢者ってよほど暇なんだねえ。(アンタもそうじゃないか)

 

 解説してくれるのは新潟市にお住まいのジャズ・ミュージシャンらしかったが、何せパンフレットに解説者の紹介が書いてないから、その辺は分からない。しかしピアノは達者だったから、まあ多分そんな所でしょう。

 

 さて第1回の解説の内容はジャズの歴史、ジャズとは何ぞやとリズムの形式や、スタイルの変遷、アドリブなどについてでしたが、どうもミュージシャンの方が解説しているので、ご自分では簡単に解説しているつもりでも、果たして全くの入門者が分かって戴けたか、甚だ怪しい点も有ったと思う。音楽理論がよく分からない人には、ちんぷんかんぷんだったのでは?

 

 まあ私が解説したなら、違ったアプローチでやったと思う。歴史は第2回にでも譲って、まずジャズとは「曲を聴くのでは無く、演奏を聴く」ものだと言う事を言って、同じ曲でも演奏の仕方でこんなに違うと言う事を知って貰う事から始めただろう。なにせアタシャど素人だからね。簡単にしかできないのだよ。直ぐにメッキが剥げるから。(笑)まあ、それはともかく、ジャズを聴いて、「あ、これ、いい演奏だな」と思ったら、その曲の入ってるアルバムを集めるだとか、そのミュージシャンのアルバムを集めるとかから始めて、次第に裾野を広げていけばいいんだよね。初めから無理をして難解なジャズなんて聴く必要は無い。

 

 エー、何事にも修行は必要なのでありまして、ジャズと言えど例外ではありません。最初は聴いていてちっとも良さが分からなかった演奏が、何回か聴いているうちに或る日突然覚醒したように分かる時が来るのであります。(ホントかな?)さあ、そうなった時がまた楽しいのでありますよ。解けなかった詰め将棋が解けたような気分です。こうなるとジャズの聴ける範囲がまた広がる。

 

 まあ、ジャズでも好きなものだけ聴いていてもいいんだけど、あんまり範囲が狭いのもどうかなと、最初言ってた事とやや矛盾するよう事を言う訳でありまして。(笑)アー、まあとにかく本日のジャズ講座は途中ちょっと眠くなっちゃったけど、それなりに面白かったですよ。さて次週はどんな解説をしてくれるか楽しみです。