すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

ケチやの~

 新型コロナウィルスの対策が153億円の次年度予算が本日衆議院を通過したが、対策費が余りに少ないのに呆れた。シンガポールは5,000億円、米国は2,700億円、台湾は2,200億円、そしてお隣韓国は67億円だが予備費1,800億円の活用と補正予算を準備しているという。GDPの規模と今の感染状況からいって1兆円くらいの予算を組んでもおかしくなかったのに、この少なさは異常だ。

 

 本当に安倍首相は危機意識があるのだろうか? まあ恐らく後でマスコミや世間からなんやかやと言われてからやっと追加予算を組むのだろうが、何でも後手後手に回っている。ところが一方昨日の唐突とも言える小・中・高校の休校要請だ。休校させるのはいいが、それに伴う様々な問題に何ら対策も用意してないままと言うのは、余りに場当たり的だ。

 

 多分外国からも"Where's Abe?”等と言われ、どうでも対策を打っている所を見せかけでもしておきたかったのだろう。会社を休まざるを得ない人達や、子供の面倒を見る為には家にいなければならない奥さん達の休業補償などは全然考えていない。他国、特に韓国では4人家族世帯で月123万ウォン(日本円約11万623円)支給される。なのに日本は新型コロナ肺炎で会社へ行けなくても、自己責任で今のところなんら手当は出ない。一体何の為に消費税を取り入れたのか? 社会保障や福祉の充実の為ではなかったのか? 自身の為の「桜を見る会」なんぞ予算を遙かに超える金を使ったのに、何で国民の命を守る予算がこんなに少ないんだ? ホントにケチやの~。

 

 国防は大事だと言い、F35戦闘機105機をアメリカのご機嫌取りの為、購入約束をするくらいなら、何で国民の命に直接関係する新型コロナウィルス対策にお金を使えないのか?「轍鮒の急」であろう。こんな時の為、差し当たって必要の無い軍事費などに使うべきでは無かったのである。今回の新型コロナ肺炎はまさしく国防物である。政治家先生、そのことをよく考えて、対策に当たって欲しい。