今日は米国の株価が大暴落し、日本の方もその影響を受けて大暴落となった。原因は新型コロナウィルス肺炎の蔓延と石油原油価格の暴落にあるという。
COVID19は最早パンデミックになったと言っても過言では無かろう。今やアフリカにまで飛び火して、この先もどんどん各国に拡大しそうだ。我が国がどれだけ感染拡大を食い止められるかだが、残念だがここまで広がってしまっては、もう根絶する事は不可能なのかも知れない。
とすれば早急のワクチン開発や治療薬の開発に希望を見いだすほかは無い。それまでに如何に感染を防ぐかだ。恐らくこれだけ世界の各地に広がってしまったからには、流行が終息を迎えたにしても、ウィルスは多分世界のどこかに残って存在するだろう。インフルエンザウィルスのようなものである。後はそれが流行しないように事前に予防するしか無い。
それだけにワクチンの開発が急がれるのである。だが感染も心配であるが、それ以上に心配なのが世界的経済不況に陥る事だ。特に日本の場合、消費税率アップによる景気の落ち込み、このCOVID19による経済活動の停止による落ち込み、また東京オリンピック中止になれば、それによる落ち込み、為替変動の為円高となり、輸出不振による落ち込みなどが重なり、今迄に例を見ない不況に陥るのでは無いかと心配だ。
こうした不況になると必ずしわ寄せを受けるのが経済的弱者だ。下手をすると生活出来なくなる者が続出し、こちらの方が新型肺炎による被害よりひどくなるかも知れない。政府はそうならないよう十分に予算を手当てし、弱者を犠牲にしない施策をして欲しいものだ。
それにしても日本は余りに貿易や観光と言った面で中国を頼りにしすぎた。目先の利益のみを追っていてリスク管理はどうだったのかと問わざるを得ない。一国のみに経済的利益を求めているようでは、今回のような場合余りにリスクが大きすぎる。もっと東南アジア諸国、ヨーロッパ辺りに販路を築いておけなかったのかと悔やまれる。もちろん日本の企業も多少はその辺は心得ていたのであろうが、余りに中国や韓国にシフトしすぎたと思う。
これは中国、韓国のみならず、米国に対しても同じである。そうでないといつも米国の顔色をうかがっていなければならないし、貿易交渉の点でも不利で有ろう。産業部品の供給も他国に頼ってばかりでは、今回の様な場合、たちまち生産が停止する。これは農業に関してでも同じであるが、自給率を高めなければ、いざという時、以前の米不足のような事態になりかねない。他国から無理に輸入すれば高く安全で無く、しかも不味い食料を買わされかねない。
こういった諸々の事を考えると、世界各国との等位外交や、国産品の自給率を高めると言う事が如何に大切な事か思い知らされる。今回の新型肺炎蔓延を機にこれを改めて良い方向に向かって欲しいものだ。また世界の国々もこんな病気の流行を目の当たりにして愚かな戦争をしている暇などは無い。今こそ世界の国々が協力して、この新しい病魔撲滅に一致協力して貰いたいと思う。
ハー、久しぶりに真面目な意見を述べたわい。どうも私のブログはいつもおちゃらけていると思われているようだが、心外である。私は本当はとっても真面目なのだ。（ウーン、それがどうも怪しいんだよね）
