朝から風が強く荒れ模様の天気だったが、幸いな事に雨は降ってなくて、時折陽が差していた。さて本日はどないしたもんじゃろな。お昼頃ターさんがオークションで落札した品物を取りに来る。それまでは家に居ないと。
まあ雨が降ってなかったら、それからお墓参りに行く事にした。昨秋はうっかり行き損ねていたから、親父殿もお袋殿もさぞご立腹だったろう。スーパーで花を買い、菩提寺のお墓へ行く。お天気が悪いから、私が行った時は誰もお墓参りに来ていなかった。お花を供えているうちに雨が当たってきたので、手早く蝋燭や線香に火を付け、簡単に拝んで、そそくさとその場を後にした。
一昨年兄が亡くなり、結局家の跡を取っていた私がお墓の面倒を見ていて良かった。まあ私も子供が居ないので、私が死んだら、誰がこの墓の面倒を見てくれるか分からないが、余り先行きの事を心配したってしょうがない。まあそう直ぐに死ぬ事はなかろうと高を括っているが、案外新型コロナ肺炎でポクッと逝っちゃったりして。（笑）
帰宅して仏壇にも花やおはぎを供え、線香を上げ、一応神妙に拝む。えー、お経はネットからダウンロードして印刷してあるから上げてもいいんだけど、お彼岸とかの場合どのお経を読んだらいいか分からないのでパス。まあ得意のインチキお経なら、いくらでも出来るんだけど、それは流石にご先祖様を馬鹿にしてる事になるから、流石に出来ない。（笑）
考えてみれば、私が仏壇に向かうなんて、況してや線香を上げるなんて事は年に数回しかない。随分親不孝をしているから、多分極楽へは行けそうもないだろうな。（笑）私もお袋や兄が死んだ年齢に近づいてきた。考えてみれば親父やお袋は今の日本のひどい姿を見ないで済んだから、ある意味幸せだったかも知れない。長生きしたからとて必ず幸せとも限らないが、もう少し日本がどうなるか見続けていたいというのが今の偽らざる気持ちだ。お彼岸とかお盆でないと亡くなった人の事を偲ぶと言う事をしない駄目な私だが、若い人達の為にも日本の将来が少しでも良くなってくれたらと思うこの頃である。
