この春にA酒造から戴いた花の種を植木鉢に蒔いた。暫くして芽が出てきたが、何だか雑草のような感じ。ウーさんなんかはハッキリ「雑草だよ」と断じていた。うーん、二つの鉢に蒔いたんだが、どちらも同じ芽が出ている。
やがて芽はどんどん大きくなり、ハッキリと葉の形状が分かるようになって、繁茂し始めた。こうなると益々雑草のような感じがしてきた。うーむ、こりゃあ引っこ抜くベえか、それとももうちょっと様子を見ようか。私の心は千々に乱れるばかり。(大袈裟な)まあ、ここまで粘ったんだから、もう少し待って見るかと、私は中々往生際が悪い。(笑)
ウーさんは雑草を後生大事に育ててもしょうがないみたいなことを言っている。まあ、それは確かにそうなんだけど・・・。それにしても二つの鉢に同じ種を蒔いたっけ?確か違う種を蒔いたような気がするんだけど、でも今出ているのは同じ葉っぱだよなあ。これを見ても雑草かなあ、やっぱし。
そうこうしているうちに今朝鉢を見てみると、何と片方の鉢に花が咲いているではないか。おお、これはやっぱり雑草なんかじゃなかったんだ。ふふふ、やはり我が輩の見る目に狂いはなかった。(え、今迄散々雑草じゃないかと疑っていたくせに)ええい、だまらっしゃい。誰が何と言おうと拙者は固く信じておったのじゃよ。(調子のいい奴!)
あ、でもこれ何て言う花だ? さっぱり分からんぞー。花の種の袋は捨ててしまったしのう。(アホ!)んで、もう一つの鉢も同じ花が咲くんじゃろうか?まあ、いいや、取り敢えず雑草でない事が分かっただけでもいい。ほーら、ウーさん、正義は必ず勝つのじゃ。(何が正義なんだ?)信じるものは救われる。(信じてなかったくせに)
ひょっとして元々植えた種は芽が出なくて、代わりに何処かから飛んできた花の種が芽を出したのかも知れない。だから二つの鉢がおなじ葉っぱなのかも。まあ、いいや。結果オーライだ。余り深く考えないようにしようっと。それにしても自然ってやつは面白いねえ。
ありゃあ、風で花がピンボケしちまった。それに花の色も実際とはちょっと違う。
知らん、スマホで撮ったからおかしくなったのかも。(スマホよりあんたの腕でしょ)
それにしても雑草と思って引っこ抜かなくて良かったわい。