カートリッジ切り替え機を付けた当初はちゃんと鳴っていたはずなのだが、いつの間にかハムが出るようになっていた我がオーディオ装置。その後色々やってみたが、やはりハムが出る。アンプに直接カートリッジのピンジャックケーブルを繋げばハムは出ない。さすればこの切り替え機が原因かと思い、アースを取ったりしたが駄目。う～む、この上はアルミホイルかなんかでシールドしてくれんと考えていた。
ところが昨日偶々ターさんがオークションで落札した品物を受け取りに来た際、上越のオーディオ仲間ミーさんの為にカートリッジ切り替え機を作って、この土曜日に持って行くという。写真を見ると大層ご立派な切り替え機だ。私がこの間から切り替え機を使っているんだが、最初はハムが出なかったと思うんだが、いつの間にか出るようになって困っていると言うと、その切り替え機を見せてくれと言うので見せると
「ああ、これはハムが出ますよ」と言い、電気的説明をしてくれた。それはちんぷんかんぷんでヨー分からんが、ミーさんの為に作ってあげた切り替え機を試しに繋げてみて、ハムが出なかったら私にも作ってくれるという。おお、これはたのもしい。これで漸くハムから逃れられる。
しかしお払い箱になると思ったのか、今迄使っていた切り替え機君、俄に態度を改めたのか、今晩お払い箱にする前に繋げたら、何とハムが出ない。試しにモノ、ステレオと切り替えても大丈夫だ。ど、どうなっとる？まあ、取り敢えず結果オーライだけど、ターさんが帰ったら、また正体を現すんじゃないだろうな？ま、しかし金の無い折、余計な設備投資はしないで済んだ。それにしてもどうして直ったのか、今もってヨー分からん。パソコン同様、オーディオも私にとってはブラックボックスである。
