朝の風景

　朝の4時に目が覚めたので、（年寄りは早く目が覚めて困る）そのまま畑へ水やりに行った。朝のまだ5時前だとさすがに涼しい。それでも私同様に早くに目が覚めるのか、年配の方があちこちで散歩しているのを見かける。また若い方はジョギングをしている。どうやら朝寝坊の方ばかりではないようだ。

　朝早くだと昼間の光景とはまた違った落ち着いた雰囲気が出ている。山裾にたなびく雲。人の活動がまだ感じられない風景は何か爽やかさえ感じさせてくれる。たまにはこう言った景色を眺めてみるのも悪くない。早起きは三文の徳とは言うけれど、成る程確かにそうだ。この景色は僅か1時間くらいのものだろう。山の夜明けと同じだ。

　水やりをして帰ってくる時はもうあの景色は終わっていた。また見たければ早起きするしかないが、生憎毎日そんなに早くは起きれない。(笑)山へ行く機会があれば、否応なしに早く起きざるを得ないんだけど、コロナ禍で当分何処へも出かけられそうもない。次回この景色を見るのはいつになるか？

黒姫山の山裾に雲がたなびいている。朝の風景だ。

地元の方達が「嵓欠山（くらかけやま）と呼ぶ苗場山。確かに真ん中が欠けていますね。(笑) 朝の落ち着いた雰囲気を漂わせています。