えへへ、毎度キノコブログでえろうすんまへんなあ。何せシーズンなもんで。暫くの辛抱お願いします。
この間は「魚沼きのこの会」が来ていたので、思うようにキノコ採りが出来なかった。まあ、元々キノコも余り出ていなかったんだけどね。そこで今回改めてリベンジだぁ~。折しも平日で余り人はやって来てない。チャンスだべ。
まずはハツタケ探しから。しかし今年は何処もイマイチハツタケの出が良くない。去年が良かったから、尚更そう感じるのかも知れないが、ちょっとがっかりだ。数本広場の所で採ったが、直ぐに諦めてアミタケ探しに専念する。小国城趾に通ずる道で見つける。その後は順調に採れだす。どうやらタイミングはどんぴしゃだが、少し大きくなりすぎた物や、ナメクジに食われた物も少なくない。だいぶ捨てちゃったよ~ん。(涙)
よく目に付いたのがクサウラベニタケ。この山は比較的他と比べて出がいい。こんなの出てなくていいんだけど、同じような環境でウラベニホテイシメジも出ている訳だから、これが出てないってことはウラベニ君も出てる可能性が低いって事だから、ま、喜ぶべきか?
クサウラベニタケ。ハタケシメジそっくりな顔して出てるんだから、いやんなっちゃうね。
ホント、よく似てるべ。こちらの方が色が薄いじゃないかという人もいますが、もっと色の濃い奴も有りますので,注意が必要です。
傘裏です。ヒダはピンクでハタケシメジより粗いです。柄も長めで、ハタケシメジよりも弾力が無いです。
アミタケを探してる途中でアミタケに見た所ちょっと似ているが,群生しているキノコを発見。傘裏を見ると管孔では無く、ヒダになっているから、どうやらクリフウセンタケ(ニセアブラシメジ)のようだ。おお、ラッキー。ちょっと傷んだ物は採らずに残りはしっかり全部採った。(笑)どうやらフウセンタケ科のキノコシーズンになりつつあるようだ。
クリちゃん、見つけちゃったよ~ん。
クリフウセンタケの傘裏です。
途中でアミヒラタケも見つけた。あ、また写真撮るの忘れちゃった。アタシャ珍しいキノコを見つけると、舞い上がって直ぐ忘れるんだよね。(分かってまんがな)そしてふふふ、遂に見つけましたよ、ウラベニホテイシメジ。実はこの間近所のキノコの森(オイラが勝手に名付けた)でも見つけてたんだけど、今ひとつウラベニホテイシメジと断定するのは決め手に欠けていたから、止む無く捨てたんだけど、今度は正真正銘のウラベニ君だあ。ま、だけどそんな大喜びするようなキノコじゃ無いんだけどね。寧ろ採ってから手間が掛かるから、どちらかと言えば面倒くさいキノコなんだけどね。
苦みがあるキノコなので、一度茹でこぼしてから、水にさらし、次いで塩漬けにする必要がある。まあ、それでもこんな面倒をするのは、大型のキノコで歯応え、食べ応えが有るからなんだよね。お正月のお雑煮に入れて食べようっと。
おお、ウラベニ君、遂に発見。特徴的な斑点状の絣模様も有るので間違いなし。しかも株状になって出ている。ラッキー!
こちらは1本きりで出ていました。
わおっ、このキノコは何だべ? 後でH先生にお訊きしたらクリフウセンタケの大きくなった奴との事。でもちょっと古かったね。残念。
まあ、そこそこの収穫だったので帰ろうとしたら、道端でハタケシメジ発見。クサウラベニタケだらけのこの山でハタケシメジを発見するとは。でも千本シメジが採れるのだから、出ていてもおかしくないか。とにかく最後の最後まで食用キノコをゲット出来て本日は満足の行く結果でした。見事リベンジを果たしたり!(笑)
はい、こちらはクサウラベニタケではなく、美味しいハタケシメジでっせ。