すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

オーディオ仲間の来訪

 午後オーディオ仲間のミーさんを待っていると、チャイムが鳴ったので出てみると、何と久し振りに旧小国町のYさんだった。Yさんは我が家を建ててくれた大工さんのうちの一人で、熱心なオーディオマニアでもある。訊くとヨーさんのお店でミーさんと出くわせて、ミーさんはまもなく来るという。

 

 やがてミーさんも来たのでコーヒーでも飲みながら音楽を聴く事になった。エー、フーさんやヨーさんのお陰で我が家のオーディオ装置はここの所格段の向上を果たしたのでありますよ。今日はお二人に是非その辺りをじっくりと聞いて戴きたいと思う。クラシック音楽がお好きなYさんがいる事だから、まずはクラシックから聴いて戴こうと思ったが、Yさんが

「いんや、ここんちへ来たらやっぱりジャズだこて」

と仰るのでジャズのステレオ盤からかけ始める。

 

 そしてジャズのモノラル盤、次いでクラシックのモノラル盤と聞いて貰った。ミーさんなんかはESLのカートリッジでかける音に

「本当にこれだったら、アルテックでバッチリクラシック聞けますね。これオートグラフで聞いたらどうなりますか?」

と言うので、今度はスピーカーをタンノイのオートグラフに切り替えて聞く事にした。実はまだ私もESLのカートリッジに替えてから、まだオートグラフを鳴らした事は無かったのだ。

 

 使った盤はシェリングの「バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ」だが、少しも刺々しい所が無く、一層ヴァイオリンが滑らかになった感じだ。ミーさんは

「確かにアルテックとオートグラフとほとんど差が無くなりましたね」

と言う。まあ、丸っきり差が無いという訳では無いが、アルテックでも十分クラシックを楽しめるという水準までに来た事は確かだ。で、今度はオーケストラを聴いてみるベえと言う事で、年末だし、フルト・ヴェングラー指揮の「ベートーヴェン 第九」1955年録音の奴である。

 

 う~ん、やっぱりええなあ。確かにアルテックは音は早いが、ゆったりと音楽を聴くには少し?な所もある。その点オートグラフはバックロード・ホーンと言う箱の構造をしているので、やや音がおくれて出て来る感じがある。それが聴く側にある意味くつろぎ感をもたらす。これを聴いて私はまだまだオートグラフの出番はあるなと思った次第である。

 

 まあ、お二人には2時間ほどしか聞いて貰えませんでしたが、いずれまたじっくり聞いて貰いましょう。そしてウェストミンスター・ロイヤルと言うオートグラフの後継機をお持ちのYさんにはいずれその音を聞かせて貰いましょう。なおプリアンプはカウンター・ポイントのSA5000をお使いとの事。こりゃあ益々楽しみになってきたベ。

 

 と言う事で午後のひとときはオーディオ仲間の鑑賞会という事になりました。ミーさんとYさんはヨーさんの所でも聴いてきたんだから、鑑賞会のハシゴという事になりますか。まあ飲み屋さんのハシゴはコロナ禍だから、そうそう出来ないがオーディオ鑑賞会なら構わないよね。(笑)