今日は快晴になるとの事なので、今シーズン初めてのキノコ採りに出かけた。何せコロナ禍で余り何処にも出かけてないので、久し振りの鬱憤晴らしである。
共に百名山である。快晴の空にくっきりとその姿を見せている。
目的地は妙高の笹ヶ峰高原。昨秋にキノコ採りに来て以来だから、一年ぶりである。今日はオオツガタケも狙ってみたい所だがハナイグチに限定して探す事にした。グリーン・ハウスから落葉松林へと続く道を下って行く。気温は14度。この間の美ヶ原高原と同じ気温であるが、風が無く、日差しがある分、今日の方がずっと暖かい。
さて歩き出して目的地の落葉松林に到着するが、お目当てのハナイグチの姿は影も形も見えない。道端に一つや二つくらい見つかっても良さそうな物だが・・・。林の中に分け入っても同じ事。一向に見当たらない。しょうがないから、そのまま進み、Uターンして帰る事の出来る道があったから、そちらへ進むと漸く巡り会えた。しかし発見者はオイラでは無く、同行のウーさんだよ~ん。
最初見つけたのはシロシメジばかり。でもこのキノコは傷みやすいんだよね。実際今迄も採っても食べた事なし。
キホウキタケ?こんなのばっかり。
イボタケ? いやちょっと違うなあ。何だろう、このキッタネーキノコは?
ハナイグチに漸く出会えました。余り無いので、まだ時期が早いのかなと思ったりしちゃいました。
その後も見つけるのはウーさんばっかりで、オイラはちっともです。漸く可愛いのを一本ゲット。トホホ、面目丸つぶれじゃー。
漸くオイラが見つけたのはこんな可愛いの。何の、ハナイグチはこのくらいの方が虫に食われてないで美味しいんだい。
こんなにでかくなって見るからにヨレッとしているのはあきまへん。大抵盛大に虫に食われています。
その後もウーさんは然して動き回らなくても快調に見つけます。一方オイラは林に分け入ってあちこち探し回りますが戦果は挙がらずです。情けなや~。結局オイラが見つけたのはたった3本。ウーさんに対して頭が上がりません。(涙)
何の、お昼を食べて午後からはオイラが採りまくってくれんと勇んで出かけたものの、樺林や杉林に出くわす有様で、結局午後は1本も採れませんでした。ウーさん曰く、
「すかんぴんさんが車を出したんだし、私は久し振りに気晴らしが出来たから、キノコは要らない。ぜ~んぶあげる」
との事。えー、それは嬉しいと言おうか、悔しいと言おうか、複雑な気持ちです。でも青空の下、清々しい高原でキノコ採りを楽しみながら過ごせたんだから、あまりそれには拘らない事にしますか、でも今度はオオツガタケの大物でもリベンジしてイッペコト(沢山)採りたいぞー。(ハイハイ、思うのは自由だからね)
午後からは白樺林や杉林、大シラビソ林に出くわすばかりで戦果はなし。ム、空しいよ~ん。