マーさんに請われて8年ぶりに旧六日町市にある坂戸山に登った。お互いにこの1年間はほとんど山に登ってないので、体力的に些か不安だったが、ゆっくり行けば何とかなるだろうとのことで決行した。明日からはお天気が崩れるので今日がチャンスだ。幸い今日遊びに来るはずだったミーさんが都合が悪くなって来られなくなったので、急遽予定を変更して明日登る予定を今日に出来た。
朝7時に自宅を出発。無事に現地に着いたが、雪がまだ結構残っているのには驚いた。今年は余程雪が降った事が窺える。予定していた駐車場には雪の関係で駐車出来ず、少し離れた銭渕公園に車を置いて出発。
うひゃー、田圃にはまだこんなに沢山雪が残ってるよ~ん。
登山口には寄せられた雪がうずたかくなっていた。
さて城坂遊歩道コースと薬師尾根コースの登山口に着くと、城坂遊歩道コースは土砂崩れの地点があって通行禁止となっていた。それにまだ残雪がありそうなので、薬師尾根コースの選択しか無くなった。しかしこのコースは最初から最後まで急登で登山時間は短くなるが中々大変なのだ。だからいつも下りに使っていた。久し振りの登山だからマーさんにはちょっときついかも?
薬師尾根コースの登攀開始。頂上まで一気に登る急登が続く。
ここは桜並木であと数日で開花するだろうから、満開にでもなれば桜のトンネルとなろう。
このコースはご覧のように観音様が随所に置いてあります。
マンサクの花が咲いていました。
イワウチワは今が盛り。
眼下に六日町の市街と魚野川が見えます。
飯士山、平標山方面。
道は急な階段が続き、年寄りには中々ハードです。(笑)それにひきかえ、地元の若い方達がひょいひょいと登って行きます。どうやら私の地元の山、八石山と同じように鍛錬の場として登る方が少なくないようです。
まだ雪の残っている箇所が少なからず有りました。
六合目だよ~ん。まだまだゴールは先。
頂上が見えてきました。
寺が鼻コースとの合流地点に来ました。どうやら寺が鼻コースもまだ残雪で通行不能みたい。
九合目です。ここから一段と急になり、また道が狭くなります。左は足を踏み外せば一巻の終わりの崖となっています。
スミレが咲いてました。花が咲いているのを見ると疲れを忘れさせてくれます。
漸く頂上に着きました。まずはお堂にお参り。
坂戸山は東京スカイツリーと同じ高さの634m。眼前に霊峰八海山の堂々とした姿が見えます。
こちらは地元のお山金城山。
さて頂上でゆっくり昼食を摂りながら周りの景色を楽しんでから下山します。帰りは往きと違って楽ちん、楽ちん。
タムシバが咲いていました。
こちらはシュンランですが分かるかなあ? なに、何処に有るかシュンランとな。
五合目辺りのベンチで一休み。涼風が吹いていて心地よかったです。
朝には閉じていたカタクリも開花していました。
下山してから地元の温泉で汗を流し、帰路に尽きました。マーさんは明日辺りきっと筋肉痛に襲われることでしょう。ご愁傷様。