私の代々使ってきたCDプレーヤーは5，6千円で買った安物か、他人様からい戴いた物ばかり。元々CDの音なんか馬鹿にしていたし、デジタルだからアナログ・プレーヤーの様に価格差程の音は違わないだろうと高を括っていた。
まあ、しかしＣＤが世に出て40年余り。最初の頃の機械ならともかく、最近は流石に進歩しただろうと、なるべく新しい機種、それもそこそこの価格の物に狙いを付けていた。で、例によってフーさんに相談してみるが、彼が言うには私達のようにナローレンジ派で音の厚みだとか押し出しの良さなどという輩は昔フィリップスから出ていたスイング・アームなる物を使ったのがアナログに近い音がして良いのだそうな。うーむ拙者はジャズを聴くからリニア・アームでは無く、やはりスイングした方が良いのか。（笑）
昔の物は部品が劣化していて手を出すのは些か腰が引けるが、今ではこのスイングアームを使った新製品のCDプレーヤーは無いと言う事だから、その音を楽しみたければ、嫌でもそれを使った製品を手に入れるしか無い。だが新しい製品はDAコンバーターにしても新しいだろうし、様々なスペックは新しい方が良いはずだ。おまけにSACDやブルーレイに対応していたり、ネットワーク・プレーヤーの機能を備えているのも有るからお買い得なのだが･･･。
んにゃ、オーディオ・マニアはあくまで音で勝負じゃ。機能に目が眩んではいけない。（笑）目指す音を手に入れるのじゃ。とは言っても意志薄弱な私。土壇場で気が変わるかも知れない。尤も私の場合、価格も大分影響するんだけど。（笑）さて狙っている品物の落札日まで後二日。果てさて如何相成りますでしょうか。
