二日程前の地元の新聞に柏崎の清水谷集落谷川新田の八重桜が満開であると書かれていた。ここは昨年も行った所で有るが米山を背景に豪華な八重桜の数々を見る事が出来、誠に結構な所である。だが以前も書いたように地元の有志を募って桜の苗木を植樹し大きくなったのはいいが、その後の手入れが余りなされていないのは残念だ。何事もある事業をやろうとした時は皆一所懸命にやるが、出来上がってからは往々にして後の管理が杜撰になる事が良く有る。折角ここまでに育てたのだから、もうちょっと大事にして欲しいものだ。そうでないと何のために植樹したのかわからなくなるではないか。
ともあれ現地へ向かう。連休が終わったのでほとんど人は来ていないかと思えばそんな事はない。私みたいな閑な老人というのは何処にでも居るもので結構山菜採りがてら来ている。途中の道が狭いので些かすれ違いに苦労する所はあったが何とか着いた。
さて車を降りてみると驚いた。桜はもうほとんど散ってしまっているではないか。アチャー、昨年とほとんど同じ時期に来ているのに何でじゃー。やはり今年はそれだけ暖かいのだろう。私と同じように昨年やはり同じ時期に来ていた人も残念がっていた。
ええい、しょうがない、来てしまったものは。だがこのまま帰るのも癪に障るから山菜採りに切り替える。だがゼンマイは既に採られているのか全然見当たらない。でワラビ採りに切り替える。あとタラの芽少々。これで夕飯のおかずくらいにはなる。それにしても桜は散るのが早かったなあ。また来年までのお楽しみという所ですか。
昨年と同じく途中の道で山吹が咲いているのをパチリ。これは山吹の八重。
こちらは普通タイプ。この2種類が隣り合わせて咲いているのが面白い。
イカリソウがあちこちに咲いていた。はい、今日はちゃんとカメラを持って来てますからピンボケにはなりませんよ。（笑）
ショウジョウバカマもまだ残っていました。
肝心の桜は散っていました。それにしても何でこんなお山の中にお魚の彫刻なんだろうね。訳が分からん。
菜の花の中にチューリップが咲いているのも何かなあ。
まともに咲いていたのはこの1本切り。残念ですぅ。
振り返ると黒姫山が眼前に迫っている。
