またも豪雨災害が起きた。それも我が新潟県で。私のオヤジ殿の実家も胎内市にあるので些か心配だ。今回被害に遭った村上市や山北町の辺りは私も行ったことがあるので他人事と思えない。両地区とも山が迫っているところなので今回のような豪雨が起きれば大惨事となっても不思議は無い。願わくばこれ以上の被害は出ないでと祈念している。
もう毎年の様に起きる豪雨被害は明らかに地球温暖化が原因だろう。コロナ禍やサル痘感染など感染も世界に広がっており、とてもじゃないが戦争なんぞしている閑は無いはずだ。世界各国は直ちに争いを止め、一刻も早く温暖化対策をして行かなければ10年後はどうなっているか分からない。
温暖化は加速度的に進んできているからだ。今年に入って世界各地でそれまで溶けていなかった氷河が相次いで溶けて崩れだしていると聞いた。氷河が溶けて地面が出ると太陽光を反射しないで熱を吸収するから一層温暖化が進むことになる。敵は周辺国では無く地球温暖化なのだ。
さてその温暖化対策対策だが、まずは二酸化炭素排出量を減らさなければならない。このため欧州、中国などは電気自動車を推し進めているが、どう言う訳か我が日本では最大手のトヨタが未だにハイブリッドに固執しているとは開いた口がふさがらない。こんな事をやっていては遠くない将来来る物輸出競争にも負けてしまうだろうし、何より日本の環境改善が進まない。本来なら企業トップのトヨタが率先して二酸化炭素削減に取り組まなければならないのにこれではねえ。
大国のエゴや企業の利益追求最優先が今日の地球環境を劣悪な物にしているのに少しは悪いと思わないのだろうか。今回の豪雨被害も間接的に企業エゴがもたらしていると言っても過言では無い。もっと国が率先して脱炭素社会になるよう取り組まなければならないのだが、残念ながら余りそう言った姿勢が見えてこないのは嘆かわしい。
もっと自然エネルギーを活用するよう啓蒙、援助して行けば必ず社会は変わると思うのだが如何なものだろうか。