最近同級生の奥さんや同じく同級生の娘さん一家がコロナに感染したと言うメールを相次いで貰った。今迄はコロナ感染と言っても他人事な様な感覚でいたが、こうして身近な人達が感染すると、やはり感染しても症状が軽いから平気などと言ってはいられない。
大体若い人だから必ずしも軽症で済むとは限らないし、軽症でも治ってからの後遺症が酷い人が有ると聞いた。そう聞くと今行動制限が解除されていることが良いのかどうか考えてしまう。確かに経済は回して行かなければならないが、何の対策も無しに行動を自由化していいことにはなるまい。
例えば何処でもPCR検査を受けられるようにするだとか、感染した場合治療薬を容易に入手出来るようにするだとか必要だし、軽症の場合自宅待機と言うが、軽症か重症か誰が判断してくれるのか、それが分からないのに自宅待機せよとは余りにお粗末すぎるではないか。要は感染した場合、軽症、重症に拘わらず、適切な治療を受けられるようにすることが大切なのである。
それをほったらかしにして置いて経済を回さなくちゃならないし、感染しても軽症だから自由に動き回っていいですよはちょいとおかしいのではないか。今の政府のやり方だと罹った人は運が悪いんだよと言っているような気がしてしょうがない。
大体感染者数が減った時にちゃんと増えた時の対策を考えてきたのかと言いたくなる。寧ろ海外からの渡航客の検査数を大幅に減らし、今日の感染者数増大を招いている。毎日20万人前後の感染者が出ているのに余りに危機感が無いのではないか。例え症状が軽症であっても本人はおろか濃厚接触者までも自宅待機を余儀なくされるのだ。生活に重大な支障を及ぼす。非正規雇用労働者にとっては仕事が出来なければ命取りだ。
ちゃんと何らかの対策をしてからの行動自由化と言うことをもう一度政府にはよく考えて欲しいものだ。