テレビで「林修の今でしょ」を見ていたらまたカエンタケを初めとしたドクツルタケ、ツキヨタケ、カキシメジ、スエヒロタケなどの毒キノコを扱っていた。カエンタケはこの所ニュース番組などで良く取り上げられるのでお馴染みだが、スエヒロタケは以外な感じがした。今迄余り紹介されてなかったキノコだからで有る。
しかし私は以前買った「日本の毒きのこ」という本の中にコラムでこのキノコの事が書かれていたので記憶に残っていた。人間の肺にも寄生する場合が有るキノコと番組で紹介されていた。「日本の毒きのこ」ではタイでは普通に食用にされていると書いてあるが、一体どうやって料理して食べるんだろうと思ったし、中毒しないのかと心配になった。しかしこのキノコからは抗癌作用の有る成分も検出されており。他の制癌剤と併用して医薬品として用いられているという。全く訳が分からないキノコだ。
写真は「たじまのしぜん」(https://www.tajima.or.jp/nature/139741/)
からお借りしました。
どうやら免疫力が低下している時にこのキノコの菌を吸うと肺感染症を起こしたりするらしいし、寄生もするようだ。人間に寄生するきのこというと昔東宝映画で見た「マタンゴ」を思い出す。無人島に漂着した7人の若い男女が飢餓から或るキノコを食べるとキノコが体中から生えてきて、キノコ人間になってしまうと言う怖~い映画だった。(笑)まあスエヒロタケを食べてもマタンゴにはならないと思うけどね。
ところでまだ私はこのキノコに出会った事がない。怖い物見たさで1度くらい見てみたいものだが。(笑)