さて船着き場の所から直ぐ上に電力館へ登って行く階段が有りので行ってみることにした。マーさんとウーさんは待っているとのこと。フン、付き合いの悪い奴らじゃ。階段はちょっと面白くなっていて旅館の1階を突き抜ける形になっている。そこを通って上にでると眼下に奥只見ダムが一望出来る。そして歩いて行くと電源神社という神社を見つける。おそらく電源開発工事の無事を祈って建てられた物で有ろう。
階段の所に紅葉の名残が見られた。
電源神社
電源神社の少し先を行った藪の中に新潟県の初代民選知事を務めた岡田正平の胸像が有ります。電源開発に尽力したところからこの地に顕彰碑が建てられたようです。ちなみにそれまでは民選知事では無く、政府から派遣された知事でした。
岡田正平の胸像。
奥只見電力館に着きました。ここへはスロープカーの到着点近くの坂からも登ってくることが出来ます。
昭和48年から平成15年まで使われた発電機を回す水車ランナー。
中へ入ってみました。さして大きくない建物ですが中々面白いですよ。
尾瀬の風景写真が壁のデザインになっている。
手前の機械のボタンを押すと地図のランプが付く仕組みになっているようだ。
建物から出たところで眼下の奥只見ダムを望みます。
さて目的の遊覧船にも乗ったことだし一路自宅を目指して帰りますが、シルバーラインのトンネルの途中に未丈が岳の登山口が有るよとマーさんに言っていたので途中で寄ることにしました。なにせ真っ暗なトンネルの中だし、対向車や後続車も有るので慎重に車を待避所に寄せます。
泣沢待避所と呼ばれるところのシャッターを開ける。
2001年に登った未丈が岳の所謂三つ叉登山口。車が数台置けます。
まあここに登山口が有ろうなんて山でもやらない限り分かるはずが有りません。ちょっと優越感に浸って再び帰路に就きました。それにしても二日間とも晴天に恵まれ、まさしく行楽日和でした。