すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

60年代ポップスとMMカートリッジ

 このところヨーさんの所へ遊びに行くと大抵EPレコードをMMカートリッジで掛けてくれる。60年代ポップスは以外とこのMMカートリッジが合うそうな。それもどちらかと言うと古めの奴。ちょっと音像は膨らむが元気が有って確かに60年代~70年代アメリカン・ポップスに合う。

 

 60年代というと私はその頃まだ小学生。その頃は和製ポップスなんて無かったから、アメリカン・ポップスに日本語の歌詞を付けて飯田久彦だの坂本九弘田三枝子、九重祐三子辺りが歌っていた。私はここからポップスが好きになったので有る。

 

 さて彼らがテレビでこれらを日本語の歌詞で歌っていた正直歌詞の意味が分からなかったことが良く有った。コニー・フランシスの「バケーション」なんてその一例だが、これは以前書いたことが有るのでここでは割愛。で、今もって分からないのが、ジーン・ピットニー歌う所の「ルイジアナ・ママ」。日本では飯田久彦が「あの娘はルイジアナ・ママ、やって来たのはニュー・オーリーンズ」と歌っていた。

 

 これがどうにも分からない。ルイジアナ・ママとは何ぞや? 全然分からん。(笑) 自分の恋人にしようとする相手が何でママなんだ?飲み屋のママか?(アホ!)こう言う歌は歌の背景が分からないとちんぷんかんぷんになってしまう。だが分からないでも子供心に楽しんでいた思い出があるし、口ずさんだりしていた。

 

 エー、ちょいと話の本筋からズレてしまいましたが、そういう訳で今聞いても60年代や70年代ポップスはいいなあと思うので有ります。何を聞いてもも楽しい。それに引き替え今は余りこれぞという歌が無くなってしまった。まあ歌もつまらなければオーディオの方もつまらなくなってしまいました。

 

 針を色々取っ替えてその曲に有った物を探す。これもまた面白いので有りまして、最近はヨーさんはこれに嵌まっているので有ります。で、壊れた昔のMMカートリッジに針を付けたりして鳴らしています。これがもう今では聞けない音ですからまたいい。

 

 まあ、昔を懐かしむようになっては歳を取った証拠ですが、今の音楽やオーディオが面白くないからどうしても昔に返るのです。と言うわけで私も時たまあの頃を懐かしんで今ではオールデイズとなってしまった60年代ポップスを聞くのです。デル・シャノン、カスケーズ、ポール・アンカニール・セダカ・・・といくらでも出て来ます。さあ、今宵はジャズは止めて久し振りに60年代ポップスに酔いしれるか。

 

はい、1曲聴いて下さいませ。


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