すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

轍鮒の急

 台風崩れの熱帯低気圧の影響で北陸に寒冷前線が掛かり、能登は大雨で大変な惨事になっている。元旦の震災の傷も治らない内にこう立て続けに災害に見舞われては堪った物ではないだろう。政府には一刻も早く援護の手を差し伸べて欲しい物だ。

 

 地球温暖化の影響で毎年日本全国の何処かでこうした豪雨災害が起きている。もう昔とは降水量が桁違いに多くなってきているのだから、河川や下水道の安全基準と言った物も見直さなくてはいけなくなってきているだろう。

 

 それは一朝一夕に出来るものではないが、さりとて手を付けなければいつまで経っても災害は繰り返される。防衛費には閣議決定で大幅な予算が決定されるのに、毎年災害によって多くの人命が失われる災害対策費はそれに比べて少なすぎるのではないか。

 

 国土防衛は無論大事では有るが、日本の防衛予算が世界各国に比べて少ない訳では無い。嫌、寧ろ多い方だ。それなのにどんどん防衛費が増額されるのはアメリカの顔色ばかり窺っているからでは無いか。日米安保の名の下に無尽蔵に大切な予算を防衛費ばかりに使われては困る。防衛費よりも外交努力だろう。本当に日本は外交下手だ。戦争の悲惨さを最もよく知っている日本は寧ろ如何に武力衝突を起こさぬようにすることに腐心するべきだ。

 

 ロシア、ウクライナの戦争にしてもどちらに理があるかどうかでは無い。結局悲惨な目に遭うのは名も無い庶民なのだ。為政者なら戦争回避に努めるのが当然なのだ。私がこんな事を書くと「国土を乗っ取られても良いのか」とか「非は向こうにあるのに何で向こうの言い分を聞かなきゃならんのだ」とか言う人は沢山いるだろう。だがそう言う人達でさえ、戦争が長期化し、多くの罪亡き人が亡くなり、生活も困窮化してくれば、果たして開戦がが正しかったかどうかと思うはずだ。私は国家のプライド以上に人の命は大切だと思っている。プライドを失わず、上手く立ち回るのが外交技術という物だろう。武器に金をかけるだけが能ではない。

 

 そんな事よりも毎年起きる災害対策の方に予算をしっかり付けて貰いたいものだ。こちらは戦争よりもっと身近にしかも突然起きる。「衣食足って礼節を知る」だ。家を失った方には防衛予算増額なんぞとんでもない話に聞こえるだろう。今苦しんでいる方々が少なくないのに、膨大な防衛予算の積み増しなど許される物ではない。

 

 「轍鮒の急」と言う言葉が有る。まずは自国の避難民救済の方がアメリカの顔を立てるより必要なことであろう。まあ、こんな事ばかり言っていると右翼の方や日本会議辺りがうるさく言ってきそうなのでこの辺にしておきますか。(笑)