すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

長時間聴ける音

 この間落語のレコードを聴いていて思ったことは人の声がやはり自然に聞こえるのがまず音楽を鳴らす上で大事だと言うことです。この帯域を上手く再生出来なければ徒に帯域を広げても上手く行かないのでは無いかと思います。

 

 歌う場合、男性のバスで87~294hz、女性のソプラノで262~1047hzくらいだそうですから、そうすると大体100~1050hzくらい再生出来ればOKということになります。無論楽器はこれでは駄目でもっと広い周波数範囲が必要になります。まあ、CD収録範囲の20~20000hzくらいで有れば文句なしですが、実際は倍音成分も有るから、それだけでは駄目なようです。しかし、使用機器である程度それらをカバーしてくれているのでは無いかと勝手に思っています。

 

 我が家のような古い機械の場合、レコードにそんな特性の広い音が収録されていようと果たしてちゃんと再生出来ているか、甚だ怪しいものが有ります。(笑) 実際、上も下もそんなに出てない。いや敢えて出そうとしてないことも有りますが。(笑) 私自身は音楽の一番大事な部分を上手く再生出来ていれば良いと思っています。

 

 大体、私自身そんな特性の広い音は聞かなくて結構という思いがある。と言うのは長時間音楽を聴くには適当な音量と聴きやすさが必要で、変に音を意識するようでは疲れてしまって長時間聴けません。だからこの間のように落語を2時間以上も聴くような時は決して耳に障るような音であってはならないのです。

 

 この間は録音の良さも有って圓生師があたかも眼前で演じていたように聞こえました。目を瞑ればまさしくそう錯覚したであろう。レコードで有ると言うことを余り意識させない見事な録音と再生と言いたいです。人の声を再生するに当たり、その大事な部分を上手く再生出来た所以でしょう。音楽もだから周波数特性は欲張らなくていい。真に音楽の大事な部分を伝えてくれれば、寧ろ良く伝わり、長時間聴いても疲れないのではないでしょうか。

 

 え、我が家のような大音量で良く疲れないなですって? 大丈夫です。周波数特性を欲張っていないし、音抜けがいいから耳に優しいのです。これが逆だと短時間でも私の耳は拒否反応を示します。(笑) まあ、この辺のことを分かっていないで再生している方も少なくないようですが、それは人の好き好き。その人さえ満足していればとやかく申しません。趣味は他人のためにやっているのではなく、自分のためにやっているのですから。

 

 まあ、長く聴いていられるような音にしたのは私が歳を取ったからでもありましょう。それこそ昔はギンギラギンの音を聴いて、一人で喜んでいてオーディオ通の方に呆れられた事も有りました。(笑) 長く聴ける音と言うのは音楽を楽しめる音でも有ると思うのですが、如何なものでしょうか。

 

まあ、生の音は到底再生出来ませんが、音楽を楽しめる音にはしたいものですね。