すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

落語ライヴ

 お隣の町内のHさんから奥さんが行けなくなったとかで落語会に誘われた。何でも地元の信用金庫が主催するもので林家正蔵師匠の講演会兼落語会だという。私にとっては生で落語を聞くことは久し振りだったので一も二もなく承知しました。

 

 入場料無料で会場整理券が配られただけだから、会場はかなりの人で一杯だった。まあ私も落語会には結構行ったことが有るが、入場料の有る無しでこんなに違うんだねえ。(笑) 会場には知った顔の人も沢山いたが、ただ若い人の姿は少なかったように思える。やっぱり落語はお年寄りの趣味なのかねえ。と言うより若い人達が話芸に関心が無いのが些かがっかりした。地上波の夜の番組なんてお笑い芸人たちが寄って集って食べ比べをしたり、くだらないことをくっちゃべったりしているが、それらの番組はしっかり見ているのに、こう言う本格的話芸は聴きに来ないとは。熟々テレビは文化程度が堕落しましたな。

 

 本日は林家正蔵師とその弟子の林家たこ蔵さんの話を聴いた。最初に正蔵師が漫談を語ってからたこ蔵さんが落語をやった。まだ真打ちでなくとも流石プロ。十分堪能しました。えーと演目は何だったけかな。あらま、忘れたべ。全く年寄りはこれだからね。でも余り前振りが長かったから、そっちを覚えていて本題の方を忘れてしまったんだよ。(笑)

 

 正蔵師の方はこれも結構前振りがあったんだけど、お題はお馴染みの「松山鏡」。まあ、こう言ったお題と演者の名前くらい(所謂めくり)は紙に書いて壇上に置いて欲しかったんだけどね。どうも信金さんはこう言う事に不慣れなのか、何も置いてなかったのが残念です。

 

 正蔵師は以前「こぶ平」を名乗っていた時よりも格段に進歩したと思う。まあ「正蔵」という大名跡を継いだからオヤジさんの三平師のような漫談ばかりで済ます訳には行かなくなって方向転換して「古典」をやるようになったんだろうけど、それはそれで悪いことでは無い。ただ余り背伸びをして「らしくやろうとした所」が出なければ良いがと思っていたが、襲名し立ての頃とは違ってだいぶその辺りは自然な語り口になって良かったと思う。

 

 私は正蔵師匠と言うとどうしても「林家彦六」であった先代師匠を思い浮かべる。芝居噺の名人だったが、今の師匠にはまた独自の味を出して貰いたいものだ。ともあれ、久し振りに生の落語を聞くことが出来て大いに堪能しました。やはりレコードもいいがこうやってお互いの顔を見ながら演じ、聴くのが一番ですな。へい、お粗末様。

 

久方ぶりの落語ライヴでした。