まあ、最近の選挙は事前の調査で大体勝ち負けが分かっているから、以前のように長起してテレビの開票速報を見ていると言うことが無くなった。特に参議院選挙は面白くないので早々に寝床に潜り込むことにしている。
今回は新興政党がだいぶ勢力を伸ばしそうだが、どうも嘗ての小泉元首相の郵政選挙の時のように風で有権者が投票しているようで些か不安が残る。新興勢力の本当の正体を知らないで投票している感がある。まあ、これも既成政党のだらしなさが有るのかも知れない。どんなに理屈が通っていて、言っていることが立派でも勝負事は勝たなくてはお終いである。今に有権者は分かってくれるではなく、今分かって貰えるだけの努力を最大限しなくてはならないのだが、どうもそれが足りないような気がする。
国民民主党と言い、参政党と言い、果たして10年後もちゃんと今の勢力を維持出来ているかどうか分からないが、もし維持出来ていたら少しは見直そう。それは政策が国民に受け入れられたことの証でも有る。しかし、私は嘗ての新自由クラブや新党さきがけの時のことも覚えているが、目新しさだけで一時少しの勢力を得ても結局無くなってしまった。
それはそこから立候補する人の思惑もある。風が吹いている所から立候補すればたやすく議員さんの椅子が得られるからだ。だからその党の旗色が悪くなると平気で党を鞍替えする。こういう人は国民のためと言いながら実は己のために立候補しているのである。
テレビで名を売る訳でも無く、普段地道に庶民の声を聞き、自分が信じた党のため活動している人もいる。こういう人に立候補して貰いたいのだが、有権者は名前の通ったタレント議員さんなんかに入れたがるんだよねえ。(笑)
テレビの事前の選挙番組でも国会で審議された法案に何処の政党が賛成して、何処の党が反対したか、ちゃんと一覧で示すことが有ってもいいのでは無いか。まあ、大体は対決法案くらいしか示して貰ってない。これを示すことによって実は抵抗勢力と思われていた政党が実は法案にほとんど賛成している応援勢力だと分かるから面白い。もうこうなると実質与党ですな。今回の新興勢力政党もほとんど実質与党と言って差し支えないので、実は過半数割れとなってもそんなに政策実現には困らないだろう。
とは言え表面的だけでも過半数割れは自公政権にとっては痛手だろう。さて選挙後の首相争いがまた面白くなりそうだ。老い先短い私らジジイは政治茶番劇をまた見せられるかと思うと辟易するが、どんな風に政治が変わって行くか、暫くは高見の見物と致しますか。