すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

ELAC STS-455E

 ヨーさんが手に入れたエラックのSTS-455Eを聞かせて貰うと弦が中々いい。ちっともヒステリックにならない。そして音抜けも良い。音もそんなに細身にならないので聴いていて心地よい。落ち着いた感じで聴けるので長時間聴いていられそうだ。

 

 ミーさんも一時は欲しがっていたみたいだが、最近はご執心でなくなった。まあ、彼も沢山カートリッジを持っているし、無理して買う必要も無いのだろう。私の場合はエラックのカートリッジはフーさんから沢山買ったので今更みたいな所が有るが、私の買った昔のエラックとは明らかに音の傾向が違う。

 

 高ければ無理して買う必要は無いが、偶々最近ヤフオクでシェル無し5,000円で送料込みというのを見つけた。誰も入札しないようなので、では私が戴くかと思い入札すると、土壇場で入れてくる奴がいて(いるんだよね、こちらが入れると安値で落とされるのは面白くないとばかり入れてくる奴が)結局7千円ちょっとで落札した。

 

 結果から言うとやはり買って良かったと思う。力強さという点では若干落ちるが、先に述べたように音が刺激的にならない。じゃあ、ピアノの音なんか物足りないかというとそうでもないのだ。MMの音と言うより、MCの音に近いような感さえある。ジャズのテナーサックスの音なんかはもう少し分厚くなってくれればいいのだが、流石に何でも良いという訳には行かない。(笑)

 

 ただ私が良く聞くシェリングの演奏するバッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタ、パルティータ」は今までは所々ヴァイオリンの所謂キーキー音が気になっていたのだが、それが全く無い。最後までしっかり聴けた。それでいて音は惚けて聞こえる訳ではないから有り難い。

 

 だからヴォーカルを聴いていても同様で声がヒステリックにならないから実に気持ちいい。当分飽きるまでこのカートリッジを使っていそうだ。デンオンのDL-103も音抜けが良く、決して悪いカートリッジでは無いが、どうも音に表情がつかなくて面白くない。概して国産製品はそう言う傾向があるのが残念だ。

 

 色づけのない音が本当の音だという人もいるが、私はそれでは聴いていて面白くない。音に表情がついてこそ音楽を聴いている実感が湧く。このカートリッジは結構当時人気があって沢山売れたと見え、オークションでも散見されるが、みんな飽きてしまうのかねえ。(笑)

 

 案外このカートリッジはブックシェルフスピーカーなどでは真価を発揮しないで、しっかりしたフロア型スピーカーでないとその良さが分からないのかも知れない。だからこれはイマイチだなあと思ってもシステムが変わると思いの外良くなってくれる事が有るから、安易に手放すのは考え物だ。だから私は簡単に断捨離致しません。(笑)