長いことプリアンプのチェロアンコールを使ってなかったので、たまには使ってやろうと久々に電源を入れた。機械なんて物は使わないでいたら、そのままの状態でいるかというとそうではない。反って使っていた方が調子がいいのだ。特にベルト類などは回していないと良くないと思う。まあ、そういう意味ではテレコもたまには使ってみなければ。
さてプリを繋ぎ直して聴いてみたが、耳辺りは良く、変に音がギスギスしたり、ヒステリックにならないので、ああ、相変わらずいいアンプだなと感じた。久々に聴いた感じでは、これはやはりどちらかというとクラシック向きのアンプのような気がした。
ただヨーさんが作ってくれたプリアンプに比べると、音の鮮度という点で些か物足りない。ヴォーカルなんか聴いていても薄いベールをかぶっているような感じさえ受ける。ジャズからクラシックまで幅広く聴いてみたが、今迄ヨーさんのアンプで聴いていたせいか、どうも物足りない。
そこでまたヨーさんのプリに戻して聴いたが、やはりこちらがいい。ライヴ録音の物ならあたかもそこで演奏しているように聞こえる。ヴォーカルも直ぐそこで歌手が歌っているようだ。こりゃあ、勝負ありましたなあ。(笑)
このアンコールは1988年の売当時は140万円した代物だが、恐らく今作れば200万以上するだろう。それがヨーさんの作ったアンプに敵わないのだ。無論便利さから言えばアンコールなのだろうが、ヨーさんのアンプでもさして不便を感じない。
価格は何十分の一でも音はメーカー品を上回るとは有り難い話ではないか。しかも何かトラブルや故障が有っても対処してもらえる。古いオーディオ製品なんぞメーカーそのものが無くなっている場合があるから直してもらえる保証はない。直してくれる人を探すしかないが、果たして部品が有るかどうかの問題も有る。
私はブランドなんぞに拘らないから、こう言う選択が出来る。どこそこの製品を使っていることを自慢したい方もオーディオマニアにはいるかも知れないが、私は全くそれとは無縁だ。どちらかというとうちの機械なんかラックにそうやらないと入らないせいもあるのだが、真横を向いたり、前面の別のラックに遮られてどこのメーカーだか訳が分からない。(笑)
寧ろ最近では早まってアンコールを買ってしまったかなんて思ったりすることもある。まあ、だけどレファレンスになる機器が1台くらい有ったっていいかなとも思うからそのまま置いておくけれど。まあ、いずれにしても私は機械よりも出てくる音の方に関心があるから、メーカーなんて何処でもいいのだ。自分が好きな音楽をより良く聞かせてもらえればそれでいい。
それにしてもヨーさんにはプリアンプを過去に何台も作って貰ったが、今回の物は私も非常に満足している。ヨーさん、腕を上げましたね。
うちのアンコールは初期型だからイコライザーアンプもちゃんと入っていますよ。
