すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

わーい、奢って貰ったぞー

 久しぶりにマーさんがやって来て、自分の所属する地元FM局の移転について語っていたが、お昼に私が蕎麦を打つので食べていかないかと誘うと、まだお腹一杯だからいいよと言う。それよりも「すき家」のうな丼が値段の割には美味しいから、食べに行こうと言う。

 

 うな丼なんてそんなお高い物、オイラは食った事無いじょー。(イヨッ、貧乏人!)それにオイラは元々ウナギはそんなに好きではないのだ。変に脂っぽく、タレも甘く、くどい感じがして、昔一度食べたきりで、それ以来敬遠しているのだ。コーさんによると、それはオイラが旨い鰻重や鰻丼を食べた事がないからだという。

 

 そうかもしれんが、小さい頃刷り込まれた体験は中々消える物ではない。第一お金を出してまで、そんなリスクのある事をする必要は無い。(ケチ!)だがここで突然マーさんが「俺が奢るから、すかんぴんさんもウーさんも一緒に行こうよ」と言う。偶々遊びに来ていたウーさんはマーさんからお土産に中古とは言え、ラジカセを貰った。持っていたラジカセが壊れていたウーさんにとっては嬉しい贈り物。そのうえ奢って貰えるなんて、ウーさんにとっては今日は超ラッキーデーだ。

 

 まあ、奢って貰えるなら、例えそんなに美味しくなくとも、リスクは軽減される。お昼の時間帯は込むので、その時間帯を外し、午後1時近くになってお店へ入った。マーさんの風向きが変わらないうちに、とっとと行動しないとね。(笑)時節柄テイク・アウトのお客さんもかなり来ている。待っていると鰻丼が運ばれてきた。

 

 身はふっくらとしていて案外悪くない。タレも甘すぎず、しつこくない。ご飯の量もお昼にはちょうど良い量で良かった。さてオイラの料理採点だが、これなら鰻丼を拒否しなくて済むという味具合だった。ただウナギそのものは食感だけで、ウナギそのものの味は余り感じなかった。味はタレの味が占めていたのである。従って白身の魚なら、同じタレを使えば同じ味になるのではないのかと、思った次第。だから何もウナギで有る必要は無いと感じた。

 

 ウナギ故にどうしても価格は高価になりがちである。(ここは意外と安かったが)同じ価格の物なら、何もオイラはウナギを食べたいとは思わない。まあ、そんな事を言えば、蕎麦なら尚更高くついてしまうのだが・・・。元々うな丼は好物と言うほどではないので、どうしても辛口の採点が付いてしまう。(笑)

 

 だが今回の食事で、少なくともうな丼アレルギーは治ったようだ。これからは食事の選択肢が広がった。この点はマーさんに感謝せねばなるまい。奢って貰ったのはしっかり心に刻んで、この次はオイラが美味しい食事を奢ってやるベえ。ま、世の中は持ちつ持たれつと言う事ですな。

 

 

空いた時間に音楽を

 ここの所オークションの出品やら畑にかまけて禄に音楽を聞いてなかった。とは言えカーステレオでは車に乗りさえすれば聞いているので、音楽と疎遠になった訳ではない。あたしゃ音楽がなかったら窒息してしまいますがな。(笑)

 

 だから暇が出来ると音楽をと言う事になるのだが、じゃあ暇さえ有れば聞いているかというと、そうでもない。人間、時間がたっぷり有る時はいつでも聞けるという余裕があるせいか、どちらかというと聞いてない事が多い。だから四六時中何かやっている訳でもないのに、案外聞いてない。尤もパソコンをやりながら、新聞を読みながらCDを流しているという事はしょっちゅうある。

 

 しかし、これは聞いているのではなく、流しているのであって、本当に耳に入っているのかどうか、極めて怪しい。やはりこちから聞きに行くのは「聴く」でなければならないだろう。もちろんCDなどではなく、アナログレコードである。

 

 今日は偶々車に乗っている時バーニー・ケッセルの「リカード・ボサノバ」が流れた。良くスウイングする演奏であった。その演奏を聞いたら、俄にアナログレコードで聞きたくなった。そこで夕食後久しぶりにアンプの灯をともしたという訳である。

 

 彼の演奏を聞いたら、あと何枚かレコードをかける気になった。更に音楽を聴く気にさせる演奏という物は有る物ですね。では久しぶりに皆さんにも聞いて戴きましょう。録音はちょいと悪いですけれど、演奏は抜群です。レコードのレーベルも珍しく、エメラルドという所が原盤です。

 


Barney Kessel - Recado Bossa Nova

断酒

 酒が切れたのを機会に断酒に及んで早2週間以上経つ。我ながらよく我慢していると思うが、まあ、元々晩酌にそんなに飲んでいなかったから、我慢出来てるのかも知れない。

 

 断酒に及んだのは一つには食後血糖値が悪化してきている事も有る。しかし、血糖値が悪くなった原因は飲酒よりも寧ろ食べ過ぎに有るように思える。この周り、随分と間食もしたし、甘い物も食べたと思う。しかも夕食時には晩酌をやりながら、結構おつまみも食べていた。これで血糖値が増えなかったらどうかしている。

 

 少しくらい運動をしたってカロリーは燃焼しない。それよりも食べる方を抑えないと血糖値は良くならないと、以前T先生に諭された事が有る。まあ、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で症状が少し改善したり、時間が経つと、この戒めも直ぐに忘れて、つい食べ過ぎてしまう。

 

 アルコールを断つと言うより、寧ろ断酒を実行する事で、おつまみや酒の肴の量を減らし、カロリー取り過ぎを抑える事が出来る。そしてどう言う訳か、間食も以前と比べて少なくなったようだ。

 

 糖尿病は怖い病気なのだが、症状に現れないものだから、つい軽く見てしまいがちだ。しかし症状が出てからは遅いのである。何より合併症が怖い。そしてこれは医者が治してくれる病気では無く、当人が治すべき病気なのだ。自分自身の節制が何より大事なのだが、これが中々出来ない。だが先行き苦しむ羽目になるくらいなら、今のうちの少しくらいの我慢は出来るだろう。何よりも自分自身が危機意識を持っているかどうかで決まる。

 

 私の主治医はあまりこの病気を重く受け止めていないようだが、私自身は高血圧なんぞより遙かに問題視している。仕事をしている時は運動量がもの凄かったので、カロリー消費が激しく、血糖値なんて気にする必要は無かったが、こうして楽隠居していると、否が応でも血糖値は上昇する。まだ死にたくはないので、酒を飲むのは当分我慢しますか。他に楽しみが無いじゃなし。(笑)

逼塞

 新型コロナ肺炎が流行してから、山はおろか何処へも旅行していない。山に関しては遠くの山は山小屋に泊まらなくてはならないから拙い。全国のどこから来たのか分からぬ方達と狭い部屋で一緒に寝るのは些か勇気が要る。まあテント泊ならまだいいんだろうが、こちとらテントを担いでまで山に登る元気は無い。

 

 緊急事態宣言や他県への移動禁止要請が解除されてから、人の動きが激しくなってきているが、果たしてワクチンもまだ開発されてないのに、安易に制限を解除していいものか。私の不安を裏付けするように、本日の東京都の患者発生数は200人を超えた。まあ、当たり前と言えば当たり前である。何の対策のしないまま制限を解除すればこうなる事は目に見えている。はてさて、日本もアメリカやブラジルのようにならなければ良いが・・・。

 

 私はほとんど罰を受けた如く、家に蟄居している。出入り業者はたまにやってくるものの、余りこちらの方からは特に用事が無ければ出かけない。これがコロナに感染しない、また感染させない最上の策と思っている。だから買い物も一度に沢山買って冷凍したりして、なるべく出ないようにしている。

 

 しかし家に閉じこもってばかりでは足腰が弱くなってしまうから、夕方雨が降ってない限り、散歩するようにしている。戸外は密で無いから、感染する心配はほとんど無い。まあ、家に閉じこもっていても退屈する性格では無いから、この点に置いては得な性格である。

 

 だが我が家の出入り業者に置いては、必ずしも家にじっとしているのが得意じゃ無いな者も少なくない。だから何か面白い事は無いかと我が家に押しかけてくるという訳だ。あのね、そう度々来たって。そんなにやたら面白い事ばかり有る訳無いでしょ。みんな家にいて好きな事やってればいいじゃないの。え、家にいるとカミさんに鬱陶しがられるって? うー、ジジイは敬遠されるのう。ええい、今迄散々働いて、家の為に尽くしてきたんだから、家でゴロゴロするくらい許して貰え。でないとオイラの所にとばっちりが来る。

 

 そうだ、保育園が幼児を預かるのとこれは同じだから、カミさんたちに接待料を要求するベえか。そうでないとうるさくてかなわん、拙者は孤高の生活を楽しんでおるのだ。雨が降れば書を読み、晴れれば畑を見回る。これぞ聖人の暮らしなり。それをパチンコに行って今日は幾ら幾ら勝っただの、負けただのとやかましい。拙者を世俗の垢にまみれさすでない。大体コロナの病原菌がウヨウヨしてるかも知れないパチンコ店に良く行く気になるよ、全く。

 

 いつまでもこの逼塞の生活が続くか分からないが、私みたいな独り暮らしのジジイには案外これが合ってるのかも知れない。静かな暮らしというのは落ち着いていい物ですな。

ネットを張ったぞ

 毎日の様にタヌ公共に畑の野菜をやられていた。ネットを張ろうにもこう毎日雨では畑に行くのは嫌だ。カッパを着て作業するなんて、この蒸し暑いのに滅相もない。それをするくらいだったら、畑の野菜、ぜ~んぶタヌ公共にやられたってかまやしない。(ノメシコキだねー)

 

 天気予報では今日は一日雨との事だったが、午後から雨が止んだので、畑へ出かける事にした。また雨が降ってくると困るから、手早くネットを張る。昨日もタヌ公は出没したらしく、キュウリやトマトの食いさしが辺りに散らばっている。にっくきタヌ公め。人間の上前をはねようとはふてえ奴だ。ふふふ、しかし、おまんまにありつくのも昨日までだ。今日からてめえらは飢えに苦しむのじゃー。(ホントかな?)

 

 ネットの下から潜り込めないように、ピンで要所要所をしっかり留める。まあ、これで一安心じゃ。今年はちょっと油断してネットを張るのが遅くなったから、余計に被害が大きくなった。まあ今年は全体的に生り物は出来が悪いから、半分諦めの境地でもあるんだが・・・・。さて、出来たぞ。おお、見栄えが良くなった。いかにも畑をやっているなという光景だ。(作物の出来は悪いけどね――ウルサイ!)

 

 しかし、こうなると今度はタヌ公共は実り始めたトウモロコシの方へ行くかも知れないな。トウモロコシの方も今度はネットを張らなくちゃ。何せ、去年は完熟一歩手前でやられたからなー。だが二年続けてはないぞ。拙者はそんなに甘くない。トウモロコシが実ってもおめえらはよだれを垂らして見てるだけじゃー。(だからそう簡単に上手く行くのかって)

 

 ホントはタヌキを捕まえる罠でも仕掛けりゃいいんだろうけど、オイラ、罠の免許は持ってないからね。その代わり防御だけはしっかりしなくちゃ、あー、あっちぇ。今日も蒸し暑いのう。早く帰ってお昼寝じゃー。これ、タヌ公共、今日から悪さするでねえど。

カニと親父

 旧能生町へ買い物に行った姉からお土産に紅ズワイガニを何杯か戴いた。とても独りで一度には食べきれないので、少し食べて残りは冷凍しておいた。私みたいな年金暮らしのジジイは普段はカニなんてとてもじゃないが食卓には載らないので、久々のご馳走にありついた。姉上様々である。

 

 さてカニというと亡くなったオヤジ殿を思い出す。オヤジ殿は無類のカニ好きで、それさえ預けていれば無心で食べていた。そして鮹の如くきれ~いに食べ尽くすのだ。食べられるカニにしても、それだけ綺麗に食べてくれれば本望だろう。(笑)

 

 亡くなる何年か前、或るスーパーへ仕事に行った時、そこに店を出している魚屋さんが

ワタリガニの活きのいいのが3杯有るんだけど、どう?」

と言うので、どんな奴か見せてくれと言って見せて貰った。なるほどワタリガニのかなり大きい奴でまだ生きている。これは食べがいが有りそうだと思ったが、3杯は多いので、その中から大きい奴2杯を買った。

 

 家へ持って帰るとオヤジ殿が大層喜んだのは言うまでも無い。自ら寸胴鍋にカニ2杯を入れて茹でた。そして夕食時には他の物には目もくれず、カニにむしゃぶりついていた。(笑)

「ワタリって奴はこのカニ味噌がうんめえんだよなあ。それにしてもこのカニ、身がパンパンに詰まって凄く旨いなあ。生きはいいし。」

「まあ、まだ生きている奴を買ってきたからね。値段も張ったけど。」

 

 私はオヤジ殿の好物と分かっているから、自らはカニに手を出さなかった。そうしたらオヤジ殿はそのデカイ身の詰まったカニをペロリと2杯平らげたのである。私は苦笑いしながら流石やの~と感心した。これくらい旨そうに食べてくれれば、買ってきた張り合いが有る。もうそのオヤジ殿を喜ばす事は出来ないのが残念だが・・・。

 

 あ、そうだ。今度食べる時は足の一本も仏壇に供えよう。オヤジ殿、それで勘弁してくれ。お袋と仲良く分けて食べてくれ。(だったら二本お供えすりゃあいいじゃないの。ケチ!)

 

 まあ、私もカニは嫌いではないが、身をほじくり出すのが面倒なんだよね。だから一心不乱に身をほじっていると、どうしても無口になる。(笑)それに手がカニ臭くなるのには閉口する。だから食べた後は必ず石けんで手を洗う事にしている。

 

 余談だがもう十数年前になろうか。近所に新しくスーパーが開店して、開店記念に大売り出しを行った。その時の目玉が生アブラガニで確か一杯千円ほどの大安売りだったと思う。私とマーさんはそれぞれ一杯ずつ買って、我が家で茹でた。アブラガニは見たところタラバガニそっくりだから、とても食べ甲斐がある。

 

 だからカニ一杯で腹一杯になった。その時の旨さは今でも覚えている。甲羅に日本酒を注ぎカニ酒も堪能した。足の肉を取り出しやすいようにと、百円ショップでカニの殻を切る鋏もその時買った物だ。またあんなカニを食べたい物だが、近年はアブラガニがちっとも入ってこない。オヤジ殿が生きていたらあの時食べさせてあげられたのにと、今でも思い出す出来事であった。

不思議なリモコン

 友達から最近CDプレイヤーを戴いた。動作確認をしたところ、まだ使えるようなので、今使っているヤマハのCDプレイヤーの予備にすることにした。プロ用なので中々凝った仕様になっている。音はCDなので正直ヤマハと比べてそんなに変わらないように思うが、プロ用を持っていると言うだけで、精神的に安心出来る。(笑)

 

 さてこのCDプレイヤーにはリモコンが付いているが、電池を入れて動作確認をしてみた。有り難い事にちゃんと動作する。やはりCDプレイヤーはリモコンが有った方が便利だ。現用のヤマハは中古品でしかもジャンク扱いの品物だったから、リモコンが付いていなかった。このため曲を飛ばして再生する時は、いちいち本体の所まで行って操作しなければならず不便だった。まあアナログプレイヤーの事を考えれば、そんなに不便では無いのだけどね。人間てものは楽が出来るとなると、あっさりそちらへなびいてしまいますからね。

 

 さて戴いたそのCDプレイヤーのリモコンが変わっていたというか、ちょっと可笑しかった。他の操作は出来るのに再生、停止が出来ないのだ。可笑しいなと思い、再生と停止は本体のボタンを使ったのだが、折角リモコンが有るのに、肝心の再生、停止ボタンが使えないのは癪に障る。それにしても可笑しいなあ。他のボタンはちゃんと動作するんだから・・・・。

 

 ここでオイラはハタと思いついたとよ。ひょっとしたらと思い、停止ボタンを押すと、何とCD演奏が始まるではないか。そうすると再生ボタンを押すと・・・。やっぱり停止するよ。何じゃこりゃあ。再生ボタンと停止ボタンが逆になっているじゃねえか。こんな事って有るのか? 手作りで生産している訳じゃ有るまいし、リモコンの中身は恐らくプリント基板を使ったものでそれに部品がくっついているだけの筈だ。まあ考えられるのはその時配線を間違ったか。でも普通こんな事あり得ない事なんだけどなあ。

 

 ま、いいか。使えない訳じゃ無し。オイラが承知してればいいだけの事。それにしても日本製品も検査が随分いい加減になったな。あ、ひょっとして日本製品で有っても、これ中国で生産されたのかも? まあ、それなら頷けるが、こんな事してると日本製品信用を失っちゃうよ、ホント。え、ただで貰ったくせに文句ばかり言うんじゃないって? ハイ、ご尤も。(笑)

 

再生ボタンと停止ボタンが逆の動作をする不思議なリモコン

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