パソコンでホームページを編集していたら眠くてどうにもならなくなったので（また寝るのか？閑さえあれば寝ているな、こいつ。）ちょいと一眠り。隣の座敷で寝転がって目を閉じるとプウ〜ンと嫌らしい羽音。ひょいと目を開けると何やら黒いものが目の前をよぎった。
「ありゃあ、蚊だ。コンニャロメ！戸も開けていないのに何処から入ってきた？忍者みたいな奴だな。」
これでは蚊が気になっておちおち眠れないので、此奴を退治してから寝る事にした。だが、こちらが起きて身構えていると何処へ隠れたか一向に姿を現さない。で、じっと構えていると、イカン、また睡魔が襲ってきた。このまま寝るか？いやしかしあいつが隙を見てまたプウ〜ンだ。ここは不味い、隣へひとまず非難しよう。戸をぴったり閉め、奴が越境して来られない様にしておいてソファーで寝た。プウ〜ン。
「ガオーッ、もう頭に来た！ハーハー。こいつめ、分身の術でも使うのか？」
この広い部屋では探そうにも探せない。どうするべぇ？蚊に刺されるのを覚悟して寝るか？それでもいいんだけどあの「プウ〜ン」がいけませんよ。お願いだから黙って血を吸っておくれ。暫く起きて蚊の奴が襲ってくるのを身構えて待っていたけど、こういう時は奴は絶対に来ない。狡猾な奴だ。そうこうするうちに夕飯の支度をする時間が迫ってきた。おのれ、運のいい奴め。今度まみえたら必ず成敗してくれん。人の昼寝を邪魔する奴は・・・えー、馬には蹴られんし、どないしょ？（アホ！）
かくして眠気が取れず頭がボワーとしたまま食事の支度をするのでありました。（どうせ元々ボワーッとしている頭だから同じだろ？――アー、まあそうなんだけど・・・・否定出来ん所が辛い。）
