姉のお店に行ってホームページの更新を終え、帰ってきて珈琲を飲みながらくつろいでいると、突如スマホが鳴った。誰じゃい、今頃？ 発信元を見るとコーさんじゃないか。さてはまた暇をもてあまして我が輩に遊びに来いというのじゃな。しょうがない奴だと思って電話に出ると、
「あー、今Wordで文を打ってたんだけど、突然用紙サイズがA5からA4に変わっちまったんだ。そいで元に戻そうと用紙サイズの所を見るんだけど、どう言う訳かA5サイズが無くなっているんだよ。これ、どうなっちまったんだ？」
「えー、そげなことがあるんかいな？ まあ取り敢えずWordを再起動してみろ」
と指令を出す。
しかしWordを再起動しても同じらしい。編集で「元に戻す」はやってみたかと尋ねたが、文章の一部が元に戻るだけで、頁サイズは戻らないらしい。弱ったべ。しょうがないからパソコンを再起動してみたらとまた指令を出す。だが結果は同じ。うーん、どうなっとるん？
「あのね、どうせ君はまた下らない君オリジナルの用語辞典を作っておったんだろ。だからWordが辟易してきっとおかしな事になったんだろうね。」
「なにを！ 拙者のこの名著に対して君はなんてことを言うんだ。後生に残る辞典を編纂してるというのに･･･。」
んにゃ、暇でしょうが無いから書いてるだけでしょ。まあ、それはともかくどうしてそうなったか、わしゃ知らんがな。
「またWordを入れ直して貰えば直ると思うんだけど･･･。」
「えー、それ、誰がやるの？」
「アンタに決まっとるがな。明日パソコン持って行くから、宜しく頼む。」
あ、オイラ暇だけど、やりたくないから忙しい事にしておきたいんだけど･･･。（薄情な奴）やれやれ、これでまた明日の午前中は潰れてしまう。オイラほんとはオークションに出品したり、倉庫でまたローラー台に乗ってトレーニングしようと考えていたのにぃ･･･。（さっき暇だと言ってたけど）
あー、ホントは自分でおかしくしたんだから、自己責任なんだよね。だから自力で何とかしなくちゃならんのだよ、本来は。でもそれじゃ可哀想だから、特別に直してあげるオイラの慈悲深～い気持ちに感謝せねばならんよ。あー、そうそう。だからまた明日うちへ来て政治議論なんかして、でっかい声を出し、私を恫喝するような事は決してしないことだね、ウン。ボクは君にあんなに苛められても、こうやって助けてあげる観音様のような存在なんだから。努々その事を忘れるでないぞ。（コーさんがこのブログ見てないと思って好きな事書いてる～）
