今朝は寝覚めが良かった。こんなに良かったのはいつ以来だろう？いつもついつい夜更かしをして就寝が遅くなっても朝は決まった時間に目覚めてしまう。年寄りの困った症状だ。だったら早く寝れば良いのだが、早くベッドに潜り込んでも本を読んでしまうので結局は遅くなると言う訳だ。さて夕べも眠りについたのは午前零時を過ぎてからだった。で、例によって6時頃目が覚めてトイレに行って来てからはウツラウツラ状態なのだが、今日は何故かよく眠れた。目が覚めると、アチャー、8時ではないか。と言って別に仕事がある訳じゃなし。取り敢えず「カーネーション」でも見るか。ナヌッ、そんなに遅く起きてテレビなんか見ててもいいのかって？いいんです。もう引退しているんだから。どうだ、羨ましいか？羨ましかったら君たちも早く引退しなさい。ただし私の様に貧乏神君がお友達になるかもね。
それはともかくなんでゆっくり眠れたのかと熟々（つらつら）考えてみるに今朝は雪が降っていなかった事がある。そしてその結果除雪車がやって来なかった事もだ。つまり雪が降ると除雪車が来て雪を置いて行くので早く起きて雪を片付けなければならぬ。（キチョーメンなる私は家の前に雪を溜めておく事は大嫌いなのだ。どうだ偉いだろ。）そして安眠を妨げる最大の原因はこの除雪車その物だ。朝早くやって来て除雪してくれるのはいいが、事もあろうに我が家の真下で押してきた雪をまくり上げ、ガー、ガーやっている。それもしつこく何度も何度も。只でさえ神経がか細く超デリケートな私にとってこの騒音攻撃はとてもじゃがないが耐えられない。これを毎朝毎朝繰り返されるのでさすがの私も寝不足状態が続いていた。その為かどうかは知らないが、普段は血圧の高い私が何日か低血圧気味になった日があった。（これが原因で病に伏せるようなことにでもなったら国家の重大損失である）げに除雪車の罪は重大である。しかもこ奴めは我が家の前に雪の塊をいつも決まってどーんと置いて行くのである。と言うのも我が家の向かい側は家が並んでいるのに対しこちら側は我が家1軒きりだからだ。しかも綺麗に除雪してある。だから除雪車の運転手は
「こっち側はここんち（この家）だけだし、刃の向きを変えるのも面倒くさいし、ここんちは雪いじり好きみたいだから、少しくらい雪を置いて行ってもまあいいか」
な位の気持ちできっと雪を置いて行ってるに違いない。けしからん奴だ。虚弱体質の私が老骨に鞭打って除雪しているというのに、その苦労も知らないで・・・・・
ま、しかし良く考えてみると除雪車の方は朝早く起きて寒い中除雪に携わっている訳でこちらの方はもっと大変だ。そういう風に考えると徒に惰眠を貪る訳には行かない。お仕事をしている皆さん方に深く感謝しなくては。一時は除雪車に憤激した私ではありましたが、気を取り直して反省し、感謝するあたりはやはり人間が出来てきましたなあ。（誰も誉めてくれる人がいないので自分で誉めようっと）そいじゃ、また。
