暖かいので今日もお散歩へ。でもただ歩いても面白くないから、昨秋キノコを採った所へ行ってみる事にした。雪はすっかり消えたがどの花もまだ咲いていない。さてキノコが出ていた場所には当然キノコはない。(当たり前だ)杉ッ葉や落ち葉枯れた草などが折り重なっている。辺りを見渡すと秋にはセイタカアワダチソウが生い茂って何も先が見えない所がすっかり見通しが良くなっている。萱藪やセイタカアワダチソウの藪がある時は渡っていけない所もこれなら渡って行ける。早速冒険開始。
セイタカアワダチソウが倒れて随分と見通しが良くなった
空を見ると鳶が待っている。そう言えば私達が子供の頃は浜に行くと魚を狙って鳶が何羽も飛んでいたものである。今ではカラスに駆逐されたか余り見かけなくなった。歩いて行くと大分芽が膨らんだネコヤナギがあったのでパチリ。更に進むと地面が掘り返されたような所がある。どうやらこの辺りもイノブタが現れているようだ。何の木か知らないが同じ様な木が点在し、しかも皆補強の杭が打たれている。もしかしたら以前はここで果樹か何か栽培が行われていたのかも知れない。夏になればすっかり雑草が覆い尽くし、こんな風になっているとは全然わからないだろう。
木に一つぶらさがっっていたヤマビコ(ウスタビガのさなぎ)を発見
当然主はいないのでカラカラとは音はしない
♪トンビがくるりと輪を描いたホーイのホイ(ふ、古い!)
その後は山の中の道を通って舗装道路に出て帰宅した。たまに通ったことのない所を通るのは面白いが、考えてみると他人様所有の山のようだから、本当はやたらと通ってはいけなかったのかも?今話題の山ダニの恐怖もあったが、まあまだ葉も出てこないし、夏には通れない所を思いきって踏み込んでみて楽しかった。